2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 流体工学特別研究 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 木村 元昭 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66G |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
2名の特別研究担当者の研究テーマをそれぞれ記載する. (1) 木村元昭 熱流体の測定と制御を念頭に、噴流拡散機構の理解を深め,ノズル形体、噴出条件による噴流初期における拡散混合を制御する.マイクロマシニングによりセンサを試作し,そのセンサの性能評価および応用する.具体的なテーマとしては 1.噴流拡散の制御に関する研究 2.太陽エネルギーの有効利用に関する研究 3.凝縮を伴う噴流拡散に関する研究 4.MEMSセンサの製作と応用に関する研究 (2)鈴木康方 流体計測,空気力学,流体音響学に関連したテーマについて実験的および解析的研究を行なう。現在のテーマは �流入乱れ条件下の翼騒音と翼周り流れの構造 �オイルフィルム干渉法を用いた翼表面の壁面せん断応力の計測 �翼端渦騒音の発生機構の解明 �自動車車体の空気力特性と流れ場の関係 |
---|---|
学修到達目標 | 2年次の最後に博士課程(前期)の論文を仕上げるために必要な基礎学力、研究能力、論文を書き上げる能力を養うことであるが、個々の担当者によりそれ以外に設定された目標がある場合がある. (1) 木村元昭 自分から問題解決に取り組む意欲を持った人材を育成する。 (2)鈴木康方 実験流体力学および数値流体力学の研究を通して自ら考え、解決していく能力を養うことを目標とする。以下の項 目を達成目標とする。 �現象を正しく観察できる「目」をもつこと。 �基本法則から現象を物理的に説明できること。 �実験を適切に計画し、遂行できること。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
(1)木村元昭 自発的に研究に取り組み、関連のある論文の輪講などをする. 各テーマについて指導教員と相談して目標を設定し,自発的に研究に取り組むことを基本とする。週1回のミーティングにおいて1週間の成果を発表し、個人指導を受ける。 (2)鈴木康方 各テーマについて指導教員と相談して目標を設定し,自発的に研究に取り組むことを基本とする。週1回のミーティングにおいて1週間の成果を発表し、個人指導を受ける。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
○この科目は専門必修で、配属先の特別研究担当教員の指導を受ける. ○論文を完成し、論文発表をし、その審査に合格すること。 ○論文作成は個人研究であるが,学部卒業研究生2~3人のグループと共同で研究を行うこともある。 ○(2)のテーマについては、実験流体力学に興味があること。模型工作等もの作りに興味があること。流体力学の基礎事項を習得していることが望ましい。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
試験は実施せず、学習目標に掲げた内容についてその達成度を個人的指導を通して、また論文発表会での発表内容・発表及び質疑応答時の態度等を加味して総合評価し、100点満点で60点以上を合格とする。 |
---|---|
質問への対応 | 研究室在室時、又は授業終了時に随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
(1) 木村元昭 駿河台3号館315室 E-mail:kimura@mech.cst.nihon-u.ac.jp (2) 鈴木康方 駿河台3号館1階318室 E-mail:yasumasa@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:40 ~ 14:50 担当・鈴木康方 3号館318室
水曜 駿河台 12:10 ~ 16:30 担当・木村元昭 3号館315室
|
学生への メッセージ |
学部生にリーダーとしてのお手本になるよう、興味を持って、意欲的に研究してほしい。 |