2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
| 科目名 | 科学史特論Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 植松 英穂 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L15A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 原子力の軍事利用の歴史を踏まえて、社会における科学の意味を考察する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
資料配布、板書 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理学一般、世界史 |
授業計画
| 第1回 | 原子力の軍事利用と民事利用の概略 |
|---|---|
| 第2回 | 原子論の歴史(1) ギリシャの自然哲学、中世の科学 |
| 第3回 | 原子論の歴史(2) 19世紀の原子論 |
| 第4回 | 原子論の歴史(3) 電子と原子核の発見、核分裂の発見 |
| 第5回 | マンハッタン計画前史 シラードとアインシュタイン |
| 第6回 | マンハッタン計画(1) グローブスとオッペンハイマー |
| 第7回 | マンハッタン計画(2) ルーズベルトとトルーマン |
| 第8回 | 米国による原爆投下と戦後の核政策 |
| 第9回 | 冷戦構造と核兵器開発 |
| 第10回 | 水爆とICBMの開発 |
| 第11回 | 核抑止 |
| 第12回 | 軍縮と軍拡 |
| 第13回 | 核拡散防止条約 |
| 第14回 | 科学の体制化 |
| 第15回 | まとめ |
その他
| 教科書 | |
|---|---|
| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
新聞には、毎日のように原子力関係の記事が掲載されている。新聞を毎日読み、社会の動向と原子力について把握しておくこと。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
レポートで評価。 講義の内容がレポートに反映されていることを評価基準とする。 |
| 質問への対応 | 随時、研究室で対応。 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台410B uematsu.eisui◎nihon-u.ac.jp(◎を@に直してください。) |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 16:00
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| 学生への メッセージ |
スマホで新聞を読むことができますが、有料(日経、朝日、毎日)と無料(読売、産経、東京)があります。無料の読売と東京は読んでください。読売と東京では、原子力に関しての主張は正反対の立場で記事を書いています。 |