2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 医療・福祉工学専攻
設置情報
| 科目名 | 健康工学特論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 医療・福祉工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 青木 和夫 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 火曜6 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | P23A P26A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 健康の概念を理解するとともに,健康に関わる人間の生理学を中心とした知識を習得し,健康の評価,健康増進の理論と実践の方法を身につける. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義とデモンストレーション,討論 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
機能解剖学特論,ヒューマンシステム特論も履修するとより効果的である |
授業計画
| 第1回 | 健康工学概論:健康を維持増進と工学の関連性について概要を示す |
|---|---|
| 第2回 | 健康の概念:健康とは何かについて検討する |
| 第3回 | 健康指標:健康を数量的に表す方法について検討する |
| 第4回 | 疾病構造の変化と健康の成立要因:疾病の時代的変化と健康を成り立たせる要因について考える |
| 第5回 | 健康リスク:健康を損なう危険因子について学ぶ |
| 第6回 | 運動と健康:健康増進に運動が効果があることを学ぶ |
| 第7回 | 体力と健康,体力測定:体力と健康の関係及び体力測定の方法について学ぶ |
| 第8回 | 筋,運動の種類と代謝:筋の種類と運動の特徴及び利用するエネルギー源の間にはある関係が存在することを明らかにする |
| 第9回 | 運動と呼吸循環系反応:運動によって呼吸器と循環器にどのような影響があるかを学ぶ |
| 第10回 | 最大酸素摂取量とAnaerobic Threshold:健康体力の指標として用いられる最大酸素摂取量と無酸素性閾値について学ぶ |
| 第11回 | 運動負荷試験:自転車エルゴメータやトレッドミルを用いて運動負荷を与えて安全な運動強度を求める方法を学ぶ |
| 第12回 | 運動と血圧コントロール:運動によって高血圧を治療したり,予防したりできることを学ぶ |
| 第13回 | 日常生活活動量の測定と評価:日常の運動量を定量的に測定することを検討する |
| 第14回 | 栄養管理と肥満:肥満の予防のために,運動と栄養の管理が必要であることを学ぶ |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
| 教科書 | |
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
宮下允正,石井喜八 『新訂運動生理学概論』 大修館書店 1986年 第4版
青木純一郎,前嶋孝,吉田敬義編集 『日常生活に生かす運動処方』 杏林書院 1982年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
質問や発言50%,平常試験50%で総合評価する. |
| 質問への対応 | オフィスアワー:水曜日・16:30~18:00・駿河台校舎5号館599B |
| 研究室又は 連絡先 |
kazu@medwel.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
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| 学生への メッセージ |
講義ごとに次回までに調べてくる課題を提示しますので,毎回必ず発言することになります. |