2017年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 早川 恭史 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A31F |
クラス | C | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 力と運動の物理学Iで学んだ内容を基にして、より複雑な物体の運動、および剛体の運動を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主に板書による講義形式。必要に応じて演習も行う。 |
履修条件 | 選択科目。 力と運動の物理学Iを履修していること。 |
授業計画
第1回 | 極座標と回転運動 極座標による運動方程式と物体の円運動について学ぶ. |
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第2回 | 角運動量1 角運動量とベクトル積について学ぶ. |
第3回 | 角運動量2 力のモーメントと回転運動の方程式について学ぶ. |
第4回 | 2体問題1 質量中心,並進運動,相対運動について学ぶ. |
第5回 | 2体問題2 物体の衝突について学ぶ. |
第6回 | 2体問題3 連成振動について学ぶ. |
第7回 | まとめと確認1 ここまでの内容について,演習問題により理解を深め,理解度の確認を行う. |
第8回 | 質点系 質点系の運動について学ぶ. |
第9回 | 剛体1 剛体の運動方程式について学ぶ. |
第10回 | 剛体2 剛体のつりあいと固定軸まわりの回転運動について学ぶ. |
第11回 | 剛体3 慣性モーメントについて学ぶ. |
第12回 | 剛体4 実体振り子,斜面を転がる剛体の運動について学ぶ. |
第13回 | 剛体5 ヨーヨーの運動,スイートスポットについて学ぶ. |
第14回 | まとめと確認2 ここまでの内容について,演習問題により理解を深め,理解度の確認を行う. |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
井口英雄 佐甲徳栄 相馬亘 中原明生 『理工系のための力学』 東京図書 2012年 第1版
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参考書 |
D.ハリデイ R.レスニック J.ウォーカー 『物理学の基礎 [1] 力学』 培風館 2002年 第1版
D.ハリデイ R.レスニック J.ウォーカー J.ホワイテントン 『演習・物理学の基礎 [1] 力学』 培風館 2003年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験70%,小テスト・レポート30% |
質問への対応 | なるべく授業中に質問して下さい。メールでも良いです。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎物理実験B棟 yahayak@lebra.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 15:00 ~ 18:00
木曜 船橋 15:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
近年、ヒッグス粒子や重力波といった物理学上の大発見が報告されています。土木分野の人には縁遠いものという印象でしょうが、この様な実験を行う大型施設ではトンネル建設などで高度な土木技術の開発が必要になります。将来、物理系の研究者と共同作業することがあるかもしれない、といったことも物理に対する興味の取っ掛かりとしたらいかがでしょう。 |