2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 基礎化学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大宅 淳一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B14A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 現代の化学は,物質の構造・性質とその変化を電子や分子の挙動で説明する”物質物理学”といえ,その基礎的理解と基本知識は専門分野にかかわらず物質を扱う技術者にとって必要不可欠である. 本講義では,高校までの化学では扱われない現代の化学の最低限の基礎力を身に付け,種々の現象を現代的な見方で捉えられるようになることを目標とする. なお,本科目の履修により高校の化学の認知ともに化学結合や電子配置や化学反応について解釈できる. 本科目は,交通システム工学科の学習・教育目標A~Iのうち,C「専門基礎学力」の達成主体的に関与する重要な科目です. |
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授業形態及び 授業方法 |
資料および黒板への板書を中心に授業を行う予定である. 授業終了時には,授業内容に即した課題を解き,理解を深めてもらう. |
履修条件 | 基礎教育科目,選択科目 両コース共通 |
授業計画
第1回 | 講義のガイダンス(講義の位置づけと講義内容の説明)および元素の概念 基本事項の確認を行う.物質の構成(混合物と純物質,単体と化合物)について学習する. (自己学習時間:復習40分) |
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第2回 | 原子と分子(1) 原子の構造,同位体,原子量・分子量・式量,化学反応式に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第3回 | 原子と分子(2),化学の基礎(1) 化学反応式(確認)と気体の性質について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第4回 | 化学の基礎(2) 周期表と元素の性質について学習・確認する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第5回 | 化学の基礎(3) 原子と電子配置(高校までの内容)について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第6回 | 化学の基礎(4) 電子配置とそのルール(構成原理・パウリの排他原理・フントの規則)について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第7回 | 化学の基礎(5) 周期表と電子配置および元素の性質について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第8回 | 化学結合(1) 化学結合の種類と物質の性質に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第9回 | 化学結合(2) ルイス構造について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第10回 | 化学結合(3) 原子価結合理論と分子軌道論に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第11回 | 化学結合(4) 混成軌道と分子の形および分子の極性に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第12回 | 物質の三態と熱力学 物質の三態とその熱力学について学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第13回 | 化学反応(1) 酸塩基反応に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第14回 | 化学反応(2) 酸化還元反応に関して学習する. (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第15回 | 平常試験とその解説 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
その他
教科書 |
長島弘三、富田 功(共著) 『一般化学』 裳華房 2007年 第四版
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参考書 |
必要に応じ、適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
総合評価に際しては,平常試験(70%)および通常の授業時に配布される課題等(30%)の配点とする. ただし,出席率が70%に満たない場合には,原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由があれば,この限りではない). |
質問への対応 | 授業中,または授業終了後に受けますが,それ以外の時間でも下記研究室在室中は随時受け付けます.電子メールによる問い合わせも大歓迎です. メールでの問い合わせの際には,学生番号と氏名を書くようにして下さい. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 8号館 814室 e-mail: ooya※chem.ge.cst.nihon-u.ac.jp(※には@を入れてください.) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:15 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
わからないままにせず,理解するまで積極的に質問して下さい。 |