2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 化学演習 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大宅 淳一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B15A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 基礎教育科目では知識の定着に演習は欠かせない.本科目では,「基礎化学」で学んだ法則や現象について,より多くの演習問題を解いて理解を深めることを目的とする. また,本科目の履修により高校の化学の認知ともに化学に関する簡単な数値的問題を解くことができる. 本科目は,社会交通工学科の学習・教育目標A~I(「学生生活のしおり」p.3参照)のうち,C「専門基礎学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です. |
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授業形態及び 授業方法 |
「基礎化学」(前期・月曜・4限)で扱う内容に関連した問題を中心に 演習を行う. 受講に際しては必ず関数電卓を持参すること. |
履修条件 | 基礎教育科目,選択科目 両コース共通 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(演習の内容と進め方) 基本事項(有効数字とその概念,計算規則,JIS/ISO式数値の丸め方)について確認する. |
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第2回 | 原子の構造,同位体,原子量・分子量・式量,化学反応式に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第3回 | 化学反応式と気体の性質に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第4回 | 原子番号・分子量・原子量・化学反応式に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第5回 | ボーアの水素原子モデルや電子配置,化学反応式に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第6回 | 電子配置に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第7回 | 電子配置と周期表に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第8回 | 電子配置と周期表,化学結合に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第9回 | ルイス構造に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第10回 | 化学結合やルイス構造に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第11回 | 混成軌道や簡単な有機分子の構造に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第12回 | 物質の三態および初歩的な熱力学に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第13回 | 酸・塩基反応に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第14回 | 酸化還元反応に関する問題演習 (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
第15回 | 総合演習とその解説 (それまでの課題の総まとめ) (自己学習時間:予習10分,復習50分) |
その他
教科書 |
長島弘三,富田 功 『一般化学』 裳華房 2007年 第四版
教科書は特定しない.
ただし,第4時限目(基礎化学)で用いている上記の教科書の演習問題も取り上げる.
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参考書 |
篠崎 開 他 『理工系一般化学』 東京教学社 2008年
小林憲司 他 『化学の世界への招待』 三共出版 2009年
姫野貞之 他 『理系学生の基礎化学』 学術図書出版社 2011年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
総合評価に際しては,平常試験(20%)および課題等(80%)の配点とする. ただし,出席率が70%に満たない場合には,原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由があれば,この限りではない). |
質問への対応 | 授業中,または授業終了後に受けますが,それ以外の時間でも下記研究室在室中は随時受け付けます.電子メールによる問い合わせも大歓迎です. ただし、メールでの問い合わせの際には学生番号と氏名を書くようにして下さい. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 8号館 814室 e-mail: ooya※chem.ge.cst.nihon-u.ac.jp(※には@をいれてください.) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:15 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
自分でわからない点(内容,部分)を浮き彫りに出来れば,その後の理解は簡単です. 多少,難しい問題でも積極的に取り組んでほしい. |