2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 |
ユニバーサルデザイン
交通空間のユニバーサルデザイン
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川・江守 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B22C |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 我が国ではバリアフリー法が制定され「道路」「車両」「公共施設・建築」の他,「路外駐車場」,「公園」のバリアフリー化が求められている.また障害者差別解消法の施行によりさらなるインフラの円滑化が求められる社会となりつつある.これらの実現のために地域社会では「市民参加」によるまちづくりを推進されている。このように「交交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン」と「福祉のまちづくりと市民参加」「まちづくりワークショップ」さらに「観光ユニバーサルデザイン」の4つのタームから・基本的な考え方や用語,さらにワークショップ実習からユニバーサルデザインに関する能力を養う。 本科目は交通システム工学科の学習・教育到達目標A~IのうちIのコミュニケーション・ファシリテイト能力の達成に主体的に関与する科目であり、さらにB、H、Gの達成に補足的に関与する科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主にパワーポイントを使用して講義を行う。また毎回,授業ノートを配布し記入したものを回収する。 |
履修条件 | 両コース選択 社会・環境系群科目 都市デザイン,景観設計,道路工学、道路工学演習を修得・受講することが望ましく効果的である。 |
授業計画
第1回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン① 「バリアフリー法とガイドライン」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
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第2回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン② 「対象者とユーザーエキスパート、心のバリアフリーなどのソフト整備」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン③ 福祉のまちづくりのススメ方「重点整備地区と生活関連経路」「道路・駅・公園・路外駐車場の整備基準」 (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習90分) |
第4回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン④ 「道路工学・道路構造とユニバーサルデザイン」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | 交通空間のバリアフリー・ユニバーサルデザイン⑤ 「公共交通機関とユニバーサルデザイン」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | 福祉のまちづくりと市民参加① 「国内外の市民参加手法の必要性」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | 福祉のまちづくりと市民参加② 「市民参加手法としてのファシリテーション」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | まちづくりワークショップ① ワークショップの方法と進め方及び分析・まとめの方法 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | まちづくりワークショップ② ワークショップの方法:テーマ:船橋キャンパスバリアチェック (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | まちづくりワークショップ③ ワークショップの成果とまとめ方 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | まちづくりワークショップ④ ユニバーサルデザインと交通をデザインする (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習30分) |
第12回 | まちづくりワークショップ⑤ 「ユニバーサルデザインとまちのデザインについて」 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 観光ユニバーサルデザイン① 世界遺産/日光・京都・奈良世界遺産境内のUDと観光UD (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 観光ユニバーサルデザイン② テーマパークのUD・観光まちづくりとユニバーサルデザイン (自己学習時間:予習30分、レポート課題演習30分) |
第15回 | 授業内試験とその解説、これまでのレポート解説 (自己学習時間:復習60分) |
その他
教科書 |
伊澤 岬 『交通空間のデザイン』 彰国社 2000年 第1版
伊澤 江守ほか 『交通バリアフリーの実際』 共立出版 2006年 第1版
伊澤 江守ほか 『観光のユニバーサルデザイン』 学芸出版社 2010年 第1版
日本福祉のまちづくり学会 編 『福祉のまちづくりの検証』 彰国社 2013年 第1版
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参考書 |
財)国土技術研究センター 『道路の移動円滑化整備ガイドライン』 大成出版社 2008年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート課題とワークショップ課題によって、達成度を50%評価する。授業内試験で50%の評価を行う。 授業の出席が80%に満たない場合は採点しない |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する |
研究室又は 連絡先 |
江守:空間情報研究室:7号館 7212室 047-469-8147 emori.hisashi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
デザインとバリアフリーの融合を視点に授業を行う ポータルを多用するため,PCあるいはタブレットがある方がよい |