2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 峯岸・小早川 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B23A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,公共交通を支えるために重要となる交通施設構造物を対象として,構造工学や維持管理工学の視点,ならびに構造とデザインを融合した構造デザイン工学の視点から,基礎的な知識・経験を習得することです。 ここでは,構造材料の構造物へ有効利活用について,種々の視点からアイデアや解決策等を具体的に供出できる力を養います。 本科目は,交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち, F「生涯自己学習能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。またD「「専門応用学力」,E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」,G「デザイン・総合力」及びI「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
コンクリート材料や鋼材を含むいろいろな構造材料を題材に,構造工学,維持管理工学,構造デザイン工学の視点から,ゼミナール形式で学習する。 また,構造材料の利活用に関する応用実験,各自で設定したテーマに関する基礎・応用実験ならびに調査等を行い,プレゼンテーションをしたり,ディスカッションを行う方式である。 |
履修条件 | 専門教育科目,両コース共通 |
授業計画
第1回 | 講義のガイダンス(講義) ・講義の内容と課題の説明/留意事項/構造工学、維持管理工学、構造デザイン工学とは (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
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第2回 | 構造材料の種類と性質・挙動(講義) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第3回 | 交通施設構造物と構造工学(講義) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第4回 | 交通施設構造物と維持管理工学(講義) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第5回 | 交通施設構造物と構造デザイン工学(講義) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第6回 | 身近な構造物に関するプレゼンテーションとディスカッション(1) ・PPTによる課題発表/質疑応答 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第7回 | 身近な構造物に関するプレゼンテーションとディスカッション(2) ・PPTによる課題発表/質疑応答 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第8回 | 構造材料の利活用について(1) 講義 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第9回 | 構造材料の利活用について(2) グループディスカッション (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第10回 | 構造材料の利活用について(3) プレゼンテーション(その1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第11回 | 構造材料の利活用について(4) プレゼンテーション(その2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第12回 | 構造材料の利活用について(5) 応用実験(その1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第13回 | 構造材料の利活用について(6) 応用実験(その2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第14回 | 構造材料の利活用について(7) 応用実験(その3) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第15回 | 構造材料の利活用について(8) 応用実験(その4) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第16回 | 構造の基礎・応用実験および調査(1) ・実験および調査の計画構想(講義) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第17回 | 構造の基礎・応用実験および調査(2) ・実験および調査の計画構想 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第18回 | 構造の基礎・応用実験および調査(3) ・実験および調査の計画構想についてプレゼンテーション (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第19回 | 構造の基礎・応用実験および調査(4) ・実験および調査の計画構想についてプレゼンテーション (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第20回 | 構造の基礎・応用実験および調査(5) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第21回 | 構造の基礎・応用実験および調査(6) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第22回 | 構造の基礎・応用実験および調査(7) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第23回 | 構造の基礎・応用実験および調査(8) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第24回 | 構造の基礎・応用実験および調査(9) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第25回 | 構造の基礎・応用実験および調査(10) ・グループ別または個別の実験および調査 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第26回 | データ整理とその解析(1) ・データ解析とグラフ表示 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第27回 | データ整理とその解析(2) ・データ解析とグラフ表示 (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第28回 | 構造の基礎・応用実験および調査のプレゼンテーションとディスカッション(1) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第29回 | 構造の基礎・応用実験および調査のプレゼンテーションとディスカッション(2) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
第30回 | 構造の基礎・応用実験および調査のプレゼンテーションとディスカッション(3) (自己学習時間:予習30分、復習30分) |
その他
教科書 |
各授業内容に応じて,適宜,関係資料やプリント等を配付する。
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参考書 |
山橋武・三浦宏一 『たのしく学ぶセメント・コンクリート Q&A』 セメント協会 1996年 第1版
その他の参考書については、授業時に説明する。
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成績評価の方法 及び基準 |
個人あるいはグループワークでの自主的な活動(文献整理,実験・調査の準備,実験・調査,実験・調査結果の取り纏め,レポートの作成)の状況によって,F「生涯自己学習能力」とE「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の基礎が習得できたか(60%)を,また提出課題や実験・調査計画の立案において他の講義で習得した方法をどのように応用したかによってD「専門応用学力」を習得できているか(20%)を,実験・調査や各種プレゼンテーションにおける態度・内容によって,I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」が習得できているか(20%)を評価する。 なお,80%以上の出席がない場合は不合格とする。 |
質問への対応 | 質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
構造デザイン研究室(7号館1階7110室) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
交通施設構造物に対して,構造工学,維持管理工学,構造デザイン工学的視点から,関心・興味のある学生ならば,どなたでも歓迎する。 |