2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通生理 ・心理学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 西田・矢野 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B31G |
クラス | 3・4年 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、道路交通に関する生理・心理学的諸問題について基礎的な知識を習得することです。運転者の心理・生理的特性、運転に関連する能力や心身状態、運転適性、交通事故といったテーマに沿って、道路交通に関する諸問題について心理学的観点からの基本的な洞察力を身につけることが目標です。本科目は、学科の学習・教育目標A 〜I(「学生生活のしおり」p.3参照)のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
2名の講師(矢野・西田)が担当する。交通生理・心理学に関連する専門用語、理論や研究事例をパワーポイントと配付資料を使用して紹介する。 |
履修条件 | 専門教育科目,両コース,交通計画系群 |
授業計画
第1回 | 運転に必要な能力 自動車の運転に必要な能力を車両や道路交通環境等とともに説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
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第2回 | 運転適性と運転適性検査 事故傾性に関わる運転適性とそれを評価するための運転適性検査について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第3回 | 運転者の知覚・認知・情報処理 知覚の情報処理について、基本的知識と概念について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第4回 | 運転者の知覚・認知・情報処理、運転者の生理・心身機能 人間の持つ認知的過程や心身生理のしくみと交通行動との関係について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第5回 | 運転者の注意機能と有効視野 運転中の注意機能と有効視野の影響について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第6回 | リスク知覚と行動 ハザード知覚、リスク知覚、リスクテイキング、リスク・ホメオスタシス説について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第7回 | ヒューマンエラーとその防止策Ⅰ ヒューマンエラーの種類、発生原因について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第8回 | ヒューマンエラーとその防止策Ⅱ ヒューマンエラーの防止策について説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第9回 | 高齢者の心理特性と交通行動 増加する高齢運転者に関する諸問題を概観する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第10回 | 交通社会の問題と心理学Ⅰ 渋滞、違法駐車・駐輪、交通公害等諸問題を社会的ジレンマなど心理学的な理論で捉え論じる。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第11回 | 交通社会の問題と心理学Ⅱ 心理学的な知見や理論から交通諸問題の解決方法を検討する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第12回 | 運転行動に関する諸理論 道路交通に関わる交通行動を説明するための交通行動モデルについて説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第13回 | 交通事故と心理・行動特性 交通事故と心理・行動特性の関係を事故データの分析結果に基づいて説明する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第14回 | 人的要因からの交通事故防止対策 人的要因に関わる対策を含めた交通事故防止対策の考え方等を紹介する。 自己学習時間(予習:これまでの学習内容の整理30分、復習:新たな学習内容をこれまでの学習内容と関連づけ30分) |
第15回 | 平常試験及びその解説 平常試験を実施し、終了後に問題の解説を行う。 |
その他
教科書 |
なし
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参考書 |
なし
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成績評価の方法 及び基準 |
成績は15回目の授業で実施する平常試験の得点(100%)によって評価する。ただし、総出席回数が12回に満たない場合は平常試験の成績に関わらず単位を認定しないが、長期の入院など正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により特別に出席回数を12回とみなすことがある。その場合、追加課題の成績も考慮して総合的に成績を判定する。 |
質問への対応 | 授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
緊急連絡先:科学警察研究所(矢野:電話 04-7135-8001) 交通事故総合分析センター(西田:03-5577-3981) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |