建設材料Ⅱ (B51D)

日本大学理工学部

2017年理工学部シラバス - 交通システム工学科

設置情報

科目名	建設材料Ⅱ
設置学科	交通システム工学科	学年	2年
担当者	下川･山中	履修期	後期
単位	2	曜日時限	金曜1
校舎	船橋	時間割CD	B51D
クラス	E
ポリシー	ディプロマ・ポリシー【DP】カリキュラム・ポリシー【CP】
履修系統図	履修系統図の確認

概要

学修到達目標	本科目のカリキュラム上の位置づけは、道路建設に伴う舗装材料について基礎的な知識を習得することです。この授業では、主としてアスファルトの特徴、性質、利用方法等について具体的に説明できる力を養います。本科目は、交通システム工学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.１参照）のうち、Ｄ「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。
授業形態及び授業方法	アスファルトの物理化学的および力学的性質やアスファルト混合物用骨材の性質を習得し、これらの性質を基礎にアスファルト混合物の特徴と実務への適用について講義を中心に授業を進めます。講義はパワーポイントと板書を併用し行います。
履修条件	専門教育科目、エンジニアリングコース、社会基盤系群。建設材料Ⅰを修得しているのが望ましい。

授業計画

第1回	瀝青(アスファルト)の定義と化学的・物質的特徴（下川）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第2回	アスファルトの種類と性能（下川）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第3回	舗装材としてのアスファルトとその特徴（下川）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第4回	アスファルトの物理的・力学的性質（下川・山中）・物理的性質/熱的性質/電気的性質/推理的性質・粘弾性とは/弾性/粘性（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第5回	アスファルトのレオロジー（下川・山中）・レオロジーとは/レオロジーダイヤグラム/応力緩和/クリープ・粘弾性モデル/マックスウェルモデル/フォークトモデル（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第6回	アスファルトプラントの見学（下川・山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第7回	砕石プラントの見学（下川・山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第8回	確認試験（下川・山中）（自己学習時間：復習９０分）
第9回	アスファルト混合物用骨材（山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第10回	アスファルト混合物、路盤・路床材（山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第11回	路盤・路床材の安定処理　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分、レポート課題１２０分）
第12回	路盤・路床材の構築（山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第13回	安定処理した路盤・路床材の載荷試験（山中）（自己学習時間：予習４５分、復習４５分）
第14回	復習およびまとめ（下川・山中）（自己学習時間：復習９０分）
第15回	平常試験とその解説（下川・山中）

その他

教科書	戸川一夫、笠原篤、竹村和夫、庄谷征美、他３名『建設材料（第２版）』森北出版 2012年第2版建設材料Ⅰで用いた教科書を使用します。さらに、必要に応じてプリントを配布し説明します。
参考書	授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準	・平常試験(70%)および課題レポート・確認試験（30%）とし、GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。・出席が80%以下の場合は、原則として平常試験の採点対象としない（正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可）。
質問への対応	質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。
研究室又は連絡先	下川：道路マネジメント研究室（７１１１号室）山中：地盤工学研究室（７１７号室）
オフィスアワー	月曜船橋 12:30 ～ 13:00 下川火曜船橋 12:30 ～ 13:00 下川火曜船橋 12:30 ～ 13:00 山中水曜船橋 12:30 ～ 13:00 山中
学生へのメッセージ	舗装材料実験を併せて受講することで、アスファルト混合物の材料特性について、より深い理解が得られます。

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