2017年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築史Ⅳ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 重枝 豊 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C24Q |
クラス | 建築 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | アジアの時代といわれて久しいが、日本におけるアジア理解は充分とはいえない。本講義ではアジアの建築史を中心に講義する。異文化の持つ独自の方向性と、日本建築にも繋がるアジアの美意識について、工法、構造、視覚表現など調査によって明らかになった遺構を中心に、その解読と分析をおこなう。 |
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授業形態及び 授業方法 |
スライド(パワーポイント)を利用して授業を進める。重要事項についての理解を深めるため小レポートを提出することもある。 |
履修条件 | アジアの歴史 アジアの世界遺産 |
授業計画
第1回 | カンボジアの歴史と文化遺産 1 プレ・アンコール建築の成立について |
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第2回 | カンボジアの歴史と文化遺産 2 アンコールワット完成前の建築の推移について |
第3回 | カンボジアの歴史と文化遺産 3 アンコールとバイヨン遺跡の成立について |
第4回 | カンボジアの歴史と文化遺産 4 東北タイのクメール遺跡について |
第5回 | ベトナムの歴史と文化遺産 1 チャンパー・ミーソン遺跡について |
第6回 | ベトナムの歴史と文化遺産 2 その他のチャンパー遺跡について |
第7回 | ベトナムの歴史と文化遺産 3 仏教寺院の変遷について |
第8回 | ベトナムの歴史と文化遺産 4 フエの世界遺産と修復を終えて |
第9回 | インドネシアの歴史と文化遺産 1 ディエン高原遺跡群とゴトン・ソンゴー遺跡群について |
第10回 | インドネシアの歴史と文化遺産 2 プランバナンとボロブドール遺跡群について |
第11回 | インドネシアの歴史と文化遺産 3 ソロ遺跡群と東部ジャワの建築について |
第12回 | 東南アジア周辺部の建築文化 1 パガンの遺跡について |
第13回 | 東南アジア周辺部の建築文化 2 カトゥー族の民家とラオスのワット・プー遺跡 |
第14回 | チャンパー サイトミュージアムの提案 遺跡を楽しむための博物館建設のプロセス |
第15回 | アジアの文化遺産の保存を考える コーケー遺跡群にみる世界遺産保存の試み |
その他
教科書 |
日本建築学会 『東洋建築史図集』 彰国社 1995年 第1版
講義を理解するうえで、図版によって知ることが不可欠ですので用意すること。
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参考書 |
建築学体系編集委員会 『東洋建築史』 新訂建築学大系4-Ⅱ 彰国社 1975年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
毎時間の小レポート(20%),定期試験またはレポート(80%)で総合評価を行う。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館7階 575A 03-3259-0697 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:50 ~ 17:20 5号館575A
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学生への メッセージ |
一般的な東洋史に関する勉強が不可欠です。 |