2017年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 古澤・田所 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2・3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C52C |
クラス | 1組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 建築設計の入門として位置づけられた科目である。建築物における自然採光の重要性を体験するデザイン、機能を想定した小規模な建築物のデザイン、具体的な敷地に建つ小規模な建築物のデザインを実践することにより、設計のプロセスを習得する。また、基礎的な設計手法、表現手法、人体寸法を習得する。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
各ユニット20名程度の小グループに分かれて授業を行う。個人指導やグループ指導、ディスカッションなどを組み合わせ、各人が課題を発見し、提案することが求められる。アイデアをどのように進展させ、どのようにまとめるか、また、それをどのように表現するか、毎週各ユニットの先生とのコミュニケーションを通して学習する。個別評価の後、ユニットごとの講評会と全体講評会を行い、発展理解を促す。 |
履修条件 | 必修。原則として「デザイン基礎」を修得していること。 |
授業計画
第1回 | 光のデザイン(1)出題・指導① 建築における自然採光の重要性の理解、内部空間における光の取り扱い方の理解 夏休み課題提出 |
---|---|
第2回 | 光のデザイン(2)指導② スタディ模型の作成、光の状態のバリエーションの確認、空間スケールの理解 |
第3回 | 光のデザイン(3)指導③ プレゼンテーションボードのレイアウト |
第4回 | 光のデザイン(4)提出・評価・班別講評会・返却 他の学生の提案内容を把握する、教員の講評を聞き課題に対する理解を深める 彫刻のためのプライベートギャラリー出題 |
第5回 | 彫刻のためのプライベートギャラリー(1)指導① 展示する彫刻作品の理解、コンセプトの立案、平面スケッチとスタディ模型(1/100)の作成、要求面積の把握 |
第6回 | 彫刻のためのプライベートギャラリー(2)指導② 平面図・断面図・立面図(1/50)の作図、スタディ模型(1/50)の作成 |
第7回 | 彫刻のためのプライベートギャラリー(3)指導③ プレゼンテーションボードのレイアウト、提出条件の再確認 |
第8回 | 彫刻のためのプライベートギャラリー(4)提出・評価・班別講評会・返却 他の学生の提案内容を把握する教員の講評を聞き、課題に対する理解を深める キャンパス内のコミュニティスペース出題 |
第9回 | キャンパス内のコミュニティスペース(1)指導① キャンパス内の屋外空間のリサーチ、計画場所の特性の理解、コンセプトの立案 |
第10回 | キャンパス内のコミュニティスペース(2)指導② 配置・ヴォリュームの計画、平面スケッチとスタディ模型(1/100)の作成、要求面積の把握 |
第11回 | キャンパス内のコミュニティスペース(3)指導③ 平面図・断面図・立面図(1/100)の作図、スタディ模型(1/50)の作成 |
第12回 | キャンパス内のコミュニティスペース(4)指導④ プレゼンテーションボードのレイアウト、提出条件の再確認 |
第13回 | キャンパス内のコミュニティスペース(5)提出・評価・班別講評会 |
第14回 | キャンパス内のコミュニティスペース(6)全体講評会・返却 他の学生の提案内容を把握する、教員の講評を聞き課題に対する理解を深める |
第15回 | 教員全員によるレクチャー 建築に対する理解を深める |
その他
教科書 |
本杉省三・佐藤慎也・山中新太郎・山﨑誠子・梅田綾・長谷川洋平 『建築デザインの基礎 製図法から生活デザインまで』 彰国社 2011年 第2版
「2017年度建築設計課題集」をガイダンス時に配布。
|
---|---|
参考書 |
基本的な事実・歴史を知識として知るために、各自で必要な本・参考資料を読むこと、実際の建築を見学することも重要な設計作業のひとつである。幅広く建築・都市・景観の本を読むこと。
|
成績評価の方法 及び基準 |
各課題の評価、授業の出席など全体を通した総合評価。各課題において、毎回指導を受けていない者の作品については採点されないことがある。課題提出において、提出時間終了後は、特別の理由がない限り受け付けられない。その他、受講上の注意については、「2017年度建築設計課題集」によるものとする。授業に際しては、教科書と「2017年度建築設計課題集」を携行し、よく読んでおくこと。 |
質問への対応 | 授業中に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
科目担当:古澤大輔/船橋校舎建築設計講師室14号館3階1436室 研究室:駿河台校舎5号館8階587A室 メイル:furusawa.daisuke@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 船橋 10:40 ~ 16:30 古澤大輔/船橋校舎建築設計講師室14号館3階1436室
|
学生への メッセージ |
建築設計は決まったひとつの解答はなく、考え方によって目標と成果に非常に幅があるものである。また、社会的な活動であるため、自分の意図や考え方を分かりやすく説明し、理解してもらうことが重要である。従って、日頃から多くの建築をはじめとした芸術・デザイン作品や論評に触れ、それらに親しむとともに、指導講師とのコミュニケーションを大切にする。また、他の学生による作品における考え方・プレゼンテーションにも関心を持つことが必要である。 |