2017年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 鉄筋コンクリート構造Ⅱ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 田嶋・清水 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C52S |
クラス | 建築 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 前半では、鉄筋コンクリート(RC)部材の終局強度、RC造建物の保有水平耐力評価法について学習する。また、既存RC造建物の耐震診断・改修の基礎についても学ぶ。さらに、後半では適用頻度の高い鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)構造の設計法の基礎を修得する。また、PC構造についても概説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
できるだけ教科書を補完する講義資料を提供し、学習意欲の向上を図る。また、講義の後半に演習を取り入れ、理解の促進を図る。 |
履修条件 | 条件ではないが、鉄筋コンクリート構造Iおよび鋼構造を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 鉄筋コンクリート造構造物の保有耐力と耐震診断概説 |
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第2回 | 鉄筋コンクリート部材の曲げ強度評価、せん断強度評価および演習 |
第3回 | 節点振分法による鉄筋コンクリート造骨組の保有水平耐力評価および演習 |
第4回 | 日本における主な地震被害の歴史、既存鉄筋コンクリート造建物の耐震性能 |
第5回 | 既存建物の現状調査、構造ひび割れの特徴 |
第6回 | 既存鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価の考え方 |
第7回 | 既存鉄筋コンクリート造建物の耐震診断基準の概要 |
第8回 | 既存鉄筋コンクリート造建物の耐震改修方法の概要 |
第9回 | 鉄骨鉄筋コンクリート造構造とPC構造の特徴と歴史 |
第10回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材の力学的特性 |
第11回 | 累加強度理論に基づく鉄骨鉄筋コンクリート部材曲げ設計(その1) |
第12回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材の曲げ設計(その2)および演習 |
第13回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材のせん断設計(その1) |
第14回 | 鉄骨鉄筋コンクリート部材のせん断設計(その2)および演習 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
本岡順二郎 『コンクリート構造』 彰国社 1997年 第2版
教科書を使用するほか、適宜必要に応じて講義資料を配布
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参考書 |
日本建築学会 『鉄骨鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説』 日本建築学会 1995年 第6版
国土交通省住宅局建築指導課 『耐震診断・改修』 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・改修設計指針同解説 日本建築防災協会 2001年 第初版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%)の結果に課題(30%)を加味して総合評価 |
質問への対応 | 定期的なオフィスアワーを設けるほか、授業の終了後に質問に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室: 駿河台5号館6階567A室 Mail : k.tajima@arch.cst.nihon-u.ac.jp Tel. : 03-3259-0708 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 13:00 ~ 16:00
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学生への メッセージ |
各種コンクリート系構造物(RC, SRC, PC など)に関する学習ができます。 |