2017年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅳ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 宮里・中島・長沼 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C53R |
クラス | 建築 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 力学と構造設計を結びつける構造計画と共に、構造設計のための基礎知識として要求される塑性解析、構造物の保有水平耐力計算法など、構造設計に直結した力学の体系を学び、それらを理解することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義内容は基礎的な原理や理論の習得を目的とする部分と、構造設計への応用的知識を養う部分で構成されている。 授業方法は、スライド映像などを利用して行い、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に入るよう配慮し、理解の促進を図る。 |
履修条件 | 構造力学I、構造力学II、構造力学Ⅲ、応用力学を履修していることが望ましい |
授業計画
第1回 | 塑性力学の位置付けおよび鋼材・コンクリートの力学特性とモデル化 |
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第2回 | 構造物の塑性解析(1)-軸力部材の断面特性とトラスの弾塑性- |
第3回 | 構造物の塑性解析(2)-曲げ部材の断面性能- |
第4回 | 構造物の塑性解析(3)-骨組の塑性解析- |
第5回 | 構造物の塑性解析(4)-ラーメンの塑性崩壊と機構- |
第6回 | 構造物の塑性解析(5)-上下界定理と塑性解析- |
第7回 | 構造物の塑性解析(6)-塑性解析の応用:保有水平耐力- |
第8回 | マトリックス構造解析法(1) 解析法の概要と定式化,トラス要素の剛性マトリクス |
第9回 | マトリックス構造解析法(2) 構造剛性方程式,トラス構造の解析 |
第10回 | マトリックス構造解析法(3) 骨組要素の剛性マトリックス,ラーメン(骨組)構造の解析 |
第11回 | マトリックス構造解析法(4) コンピュータによる数値解析 |
第12回 | 片持ち梁、単純梁の構造設計 |
第13回 | スラブの構造設計 |
第14回 | 壁の構造設計 |
第15回 | 平常試験及び解説 |
その他
教科書 |
構造力学研究会 『塑性解析』 建築構造力学(下巻) 理工図書 2011年 第初版
必要に応じて講義資料を配布する。
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参考書 |
佐藤邦昭 『構造設計論』 現代建築学 鹿島出版㈱ 2000年 第1版
必要に応じて講義資料を配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の成績で評価 |
質問への対応 | 授業終了後、および定期的なオフィスアワーを設ける。またメールでの質問も受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
中島:5号館568A室 nakajima@arch.cst.nihon-u.ac.jp 03-3259-0704 長沼:5号館567A室 naganuma@arch.cst.nihon-u.ac.jp 03-3259-0969 宮里:5号館569B室 miyasato.naoya@nihon-u.ac.jp 03-3259-0710 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:00 ~ 17:00 担当教員により時間が変わる。
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学生への メッセージ |
構造系を目指す学生、一級建築士の合格を目指すには必須の教科です。 |