2017年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 不動産経営 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 野田 誠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C54R |
クラス | 企画経営コース | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 不動産および不動産ビジネスの概要を学び、不動産をめぐる市場動向と不動産ビジネスとの関係の基本を理解する。これにより、建築技術者として不動産ビジネスと関わる場合に果たすべき役割について考える力を身につけ、その概要を説明することができる。今年度は、宅建士試験・FP試験の内容を加味する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は主に講義形式で行うものとするが、できるだけ実例を挙げて具体的なイメージを持てる内容としたい。一部計算や近隣実地での価格算出も予定する。 |
履修条件 | 特に2年時までの履修知識以上のものは必要ない。 |
授業計画
第1回 | 不動産経営とは何か。不動産及び不動産ビジネスについて、講義全体の概略について説明する。不動産の基礎、宅建士試験・FP試験と講義内容の関係。 |
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第2回 | 不動産ビジネスの特徴① 伝統的な分譲・開発、賃貸、流通(仲介)、管理の不動産ビジネスの概略を学ぶ |
第3回 | 不動産ビジネスの特徴② 金融と結びついた新しい不動産ビジネスの概略を学ぶ |
第4回 | 不動産の見方 不動産の権利に関する調査・不動産登記の調査について学ぶ |
第5回 | 不動産の価格調査 土地の価格・不動産の鑑定評価の基礎について学ぶ |
第6回 | 不動産の価格の実際① 住宅素地を例に挙げて、不動産の価格の決定の仕方を学び、建売やマンション分譲ビジネスとの関係を理解する |
第7回 | 不動産の価格の実際② オフィスビルを例に挙げて、不動産の価格の決定の仕方を学び、ビル賃貸業やREITとの関係を理解する |
第8回 | 不動産の価格の実際③ 本校舎をオフィスビルとして、実際に価格の算出をしてみる演習(レポート課題①) |
第9回 | 不動産の売買契約① 不動産取引の当事者・売買代金の額と内訳 |
第10回 | 不動産の売買契約② 手付金の授受と効果・売買対象面積 |
第11回 | 不動産の売買契約③ 危険負担・瑕疵担保責任 |
第12回 | 不動産の賃貸借契約 借地借家法 |
第13回 | 不動産の有効活用 不動産投資と利回り・不動産投資の採算性・不動産の有効活用の手法 |
第14回 | 不動産の証券化 REITの内容 |
第15回 | レポート提出受付と解説 講義においてとりあげた論点についてレポートとしてまとめ提出する。合わせてその解説を行う |
その他
教科書 |
授業においてレジュメを配布する
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
価格算出の演習のレポート(講義中に1回実施予定)と、授業においてとり上げた論点の中から期末にレポートの課題を提示する。前者30%、後者70%の内容により評価を行う。 |
質問への対応 | 教室において授業時間内に受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
広く不動産や不動産市場への関心とビジネス感覚を持って参加してほしい。 |