2017年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 建築計画Ⅱ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 田中 賢 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E12M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | まちを構成する要素に、人間生活に必要な機能をもつ地域施設がある。本講義では、公共施設と民間施設に関する機能と室の空間構成、設備、それらを統合する建築計画の知識を修得することができる。 本科目は、まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~IのうちD「専門応用学力」の達成に主力的に関与する重要な科目です。また、G「デザイン・総合力」およびH「歴史・文化・環境を活かす実践機能力」「専門基礎学力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式を中心として、授業を行う。内容は必要に応じてプリントを配布して解説、および具体事例を写真や図によって提示する。 |
履修条件 | 建築計画を理解するためには、建築物が建つ地域の気象、文化、歴史などを知り、加えて経済性や法規制などの実現の方策を知識として持つ必要があります。また、常日頃から、まちを歩き建築に触れる実体験が重要です。 |
授業計画
第1回 | 集合住宅の構成と計画(1) 近代から現代において、集合住宅が都市の中で発生し、発展していった歴史的過程と事例 |
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第2回 | 集合住宅の構成と計画(2) 現代の集合住宅の構成とデザイン、通風・採光、必要な設備、動線計画、避難計画等の計画基礎 |
第3回 | 公共施設(教育施設1) 地域と学校、通学圏と学校、地域開放と建築計画、地域避難施設としての学校、防犯と学校建築 |
第4回 | 公共施設(教育施設2) 学校の機能と基本構成、教育制度(課程)と学校建築、学校運営の方式と建築計画、オープンシステムと建築 |
第5回 | 公共施設(文化施設1) 地域と文化施設、文化施設の種類と役割・機能 |
第6回 | 公共施設(文化施設2) 地域コミュニティ施設の構成と建築計画、図書館の構成と建築計画 |
第7回 | 公共施設(医療・社会福祉施設1) 地域と医療・社会福祉施設、医療・社会福祉施設の種類と役割・機能 |
第8回 | 公共施設(医療・社会福祉施設2) 病院の構成と建築計画、高齢者生活施設の構成と建築計画 |
第9回 | 民間施設(オフイス等業務施設1) 都市と業務施設、広場と公共空間の計画、アプローチ、駐車場の計画、高層建築と建築計画 |
第10回 | 民間施設(オフイス等業務施設2) 基本計画とコアシステム、レンタブル比と事業収益、エレベーターの計画、動線計画と避難計画、その他設備と建築計画 |
第11回 | 民間施設(オフイス等業務施設3) オフィスビルの構成と建築計画(実例と検証) |
第12回 | 民間施設(商業施設・複合施設1) 地域と商業施設、商業施設の種類と役割・機能 |
第13回 | 民間施設(商業施設・複合施設2) 大型商業施設の構成と建築計画、交通拠点における大型商業施設の構成と建築計画、都市における複合施設の役割と現状 |
第14回 | 民間施設(レクリエーション施設1) 地域とレクリエーション施設、レクリエーション施設の種類と役割・機能 |
第15回 | 民間施設(レクリエーション施設2) スポーツセンター、体育館等の構成と建築計画/平常試験 |
その他
教科書 |
建築計画教材研究会 『改訂版 建築計画を学ぶ』 理工図書 2014年 第改訂1版版
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参考書 |
授業時に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業でのレポート等(20%)、理解度テスト(80%)の総合評価とする。7割以上出席していない者は、特別な理由がない限り、単位認定にはならない。 |
質問への対応 | 質問等は授業中およびE-mailにより常時受け付け、授業時に回答する。ただし、匿名は受け付けない。 |
研究室又は 連絡先 |
・研究室:駿河台キャンパス5号館9階594A室田中研究室 ・E-mail:tanaka.yasushi@nihon-u.ac.jp ・電話:03-3259-0723 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:00 5号館9階田中研究室
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学生への メッセージ |
まちを構成する人工物の多くを占める建築物そのものの理解を深めて欲しい。 |