2017年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
| 科目名 | まちづくり工学総合講座 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 4年 |
| 担当者 | 依田・青木 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E14Q |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 近年の被災地におけるまちづくりの現場から,各分野における先進的な取り組みとして,自治体によるもの,まちづくりにかかわるNPO等によるもの,および様々な専門家によるものが,様々な住民のニーズにどのように応えているかなどについて,学修してきたことを通じてまちづくりの根幹について総合的な理解を得ることができる. 本科目は,まちづくり工学科の学習・教育目標A~Iのうち,D「専門応用学力」およびG「デザイン・総合力」の達成に主体的に関与する重要な科目である.また,B「技術者倫理」,E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」,F「生涯自己学習能力」,H「歴史・文化・環境を活かす実践能力」およびI「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関与する科目である. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
各担当教員が設定したテーマに関する講義から課題を理解するとともに,その課題の解決に向けてさらに個別にテーマを設定して,必要に応じてディスカッションやプレゼンテーションをおこなう. |
| 履修条件 | 卒業研究に着手していることが望ましい. |
授業計画
| 第1回 | まちづくりの総合的な学びについて:災害への対応に対するまちづくりの総合的な学びとテーマ |
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| 第2回 | 災害避難と健康①:避難所生活の健康問題と対策 |
| 第3回 | 災害避難と健康②:仮設住宅生活の健康問題と対策 |
| 第4回 | 災害避難と健康③:住民の避難を考えたまちづくり |
| 第5回 | 福島原発事故について①:教材「終わりなき危機」の輪読と議論 はじめに~第6章 |
| 第6回 | 福島原発事故について②:教材「終わりなき危機」の輪読と議論 第7章~第13章 |
| 第7回 | 福島原発事故について③:教材「終わりなき危機」の輪読と議論 第14章~第20章 |
| 第8回 | 災害前後の福祉について①:災害前・後の生活 |
| 第9回 | 災害前後の福祉について②:災害への対応 |
| 第10回 | 災害前後の福祉について③:災害への対策 |
| 第11回 | 復興まちづくり①:津波被害の特性(破壊されたものとは) |
| 第12回 | 復興まちづくり②:復興の現状を課題(現状と見忘れている視点) |
| 第13回 | 復興まちづくり③:復興まちづくりの新たな方向と取組み |
| 第14回 | 対象地域のまちづくりに対する総合的な理解のまとめ |
| 第15回 | 対象地域のまちづくりに対する総合的な理解に関する意見交換 |
その他
| 教科書 |
授業開始前もしくは授業中に指示する.
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|---|---|
| 参考書 |
適宜,指示する.
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| 成績評価の方法 及び基準 |
レポートにて評価をおこなう. |
| 質問への対応 | 授業中およびその前後 |
| 研究室又は 連絡先 |
まちづくり工学科内各担当教員研究室 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 11:50 ~ 12:20 依田研究室
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| 学生への メッセージ |
本授業で設定した事象や地域におけるまちづくりに関して自らが有するテーマ(課題)解決に向けて,総合的に取り組む意欲が求められる. |