2017年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | グリーンランドスケープⅡ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 押田 佳子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E33P |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 生活環境を構成する植栽の意義や特性,植栽や造園緑地の設計・施工・管理の基礎となる植物・植生と気象・土壌などとの関わり,生活環境に求められるさまざまな機能,植栽や造園緑地の施工・管理技術について説明すると共に,それらを総合する考え方や技術について説明する。本科目は,学科の学習・教育到達目標A~Iのうち,D「専門応用学力」およびG「デザイン・総合力」の達成に重要な科目である.また,C 「専門基礎学力」およびH「歴史・文化・環境を活かす実践能力」の達成にも関与する科目である. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントの投影を中心とし,適宜,資料を配布して講義する. |
履修条件 | 特に予備知識は必要としませんが、造園系を目指す人にとっては実践的内容が得られ、建築・土木系を目指す人にも屋外のあるべき姿を学べるので真摯に受講して欲しい。 |
授業計画
第1回 | イントロダクション「ランドスケープをつくる技術」:「グリーンランドスケープⅠ」との関連,造園学に必要な技術領域について説明する. |
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第2回 | 造園緑地が持つ機能:緑地が持つ機能と果たす役割について説明し,建築・土木・造園設計に活かす. |
第3回 | 造園緑地の構造ー日本庭園:造園緑地(日本庭園)の事例を挙げ,プロジェクトの特徴とその構成要素を解剖するとともに調査・計画・設計に関わる重要性を説明する. |
第4回 | 造園緑地を計画・設計するプロセス:造園作業の内容と手順について説明する. |
第5回 | 造園空間の基盤と園路づくり:土地造園および園路の設計・配置基準、素材等について説明する. |
第6回 | 造園緑地を計画・設計するプロセス③:造園緑地のデザイン表現の基本について説明する. |
第7回 | 造園緑地を計画・設計するプロセス④:造園緑地の植栽計画について説明する. |
第8回 | 造園緑地を計画・設計するプロセス⑤:造園緑地の施設(遊具等)・設備計画について説明する. |
第9回 | 造園緑地をつくる材料①植物1:緑化植物の役割と選定方法について説明する. |
第10回 | 造園緑地をつくる材料②植物2:緑化植物の分類と環境耐性,移植・植栽方法などについて説明する. |
第11回 | 造園緑地をつくる材料③土壌:植栽基盤となる土壌環境づくりについて説明する. |
第12回 | 造園緑地をつくる材料④舗装,ファニチャーなど:造園緑地で使用される舗装,ファニチャーなどについて説明する. |
第13回 | 造園緑地の維持管理:完成した造園緑地を維持するための管理手法などについて説明するとともに,造園の特徴であるエージングについて説明する. |
第14回 | 造園緑化の新技術:屋上緑化,壁面緑化をはじめとする造園緑化に関わる最先端の技術について説明する. |
第15回 | 授業内試験とその解説 |
その他
教科書 |
特にありません。
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参考書 |
内山正雄 『都市緑地の計画と設計』 彰国社 1989年 第1版
八木健一 『ランドスケープデザイン』 学芸出版社 2008年 第1版
高橋理喜男,井手久登,渡辺達三,亀山章,勝野武彦,輿水肇 『造園学』 朝倉書店 1994年 第1版
上記以外についても,授業時に随時紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(1回)30%、授業内試験(70%)で評価する。 |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館9階596A室(押田研究室) oshida.keiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 押田研究室
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学生への メッセージ |