2017年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 景観原論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 天野・阿部 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E51M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目はカリキュラムの中での位置づけは、社会基盤施設の講義の設計行為の中で如何にその美しさを含めたエンジニアとして自負できるものも作り上げるかという基本的な概念を習得する事にある。土木の分野で、土木構造物やそれで構成される空間の美しさ、快適性、アメニティ等が重視されるようになり、景観という観点からのものの見方が重要になってきている。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~Iについて、以下のように対応している。景観に関わる基礎をまず習得し(C専門基礎学力)、美しい都市・地域社会をデザインする総合力を身につけること(Gデザイン・総合力)、景観の計画設計に必要な景観にかかわる専門知識を身につける(D専門応用学力)ことを主たる目標とする。わが国を含めた社会の歴史・文化から要求される景観整備を理解する(H歴史・文化・環境を生かす実践能力)。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ヴィジュアル資料による講義 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | 景観工学の意義と重要性 景観の概念 景観という現象とデザイン |
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第2回 | 景観の計画的捉え方 景観の類型、景観把握モデル、景観の変化 等 |
第3回 | 景観の分析1 可視・不可視、視知覚特性、視距離、仰角・俯角 等 |
第4回 | 景観の分析2 見えの大きさと形、色彩、きめ 等 |
第5回 | 景観の分析3 ゲシュタルト、錯視と奥行 等(課題1出題) |
第6回 | 景観の調査 景観調査の方法と特徴 |
第7回 | 景観の予測 景観予測手法の種類と特徴 |
第8回 | 景観の評価 景観評価の方法と特徴 |
第9回 | 景観形成のしくみ 景観法と景観計画、景観行政 |
第10回 | 文化的景観 文化財としての景観 |
第11回 | 景観認識1 景観認識のいろいろ |
第12回 | 景観認識2 伝統的景観認識の種類と特徴 |
第13回 | 課題の講評 |
第14回 | 景観分析の実践 実例を用いた景観分析 |
第15回 | 講義のまとめ |
その他
教科書 |
『景観用語事典』 彰国社 2008年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
原則として11回以上の出席を前提とし、定期試験70%、レポート30%にて成績評価する |
質問への対応 | オフィスアワーに研究室にて |
研究室又は 連絡先 |
天野光一 (駿河台キャンパス お茶の水校舎C501 天野研究室) 阿部貴弘 (駿河台キャンパス お茶の水校舎C108 阿部研究室) |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 10:40 ~ 11:30 お茶の水校舎C501 天野研究室
金曜 駿河台 12:20 ~ 13:00 お茶の水校舎C108 阿部研究室
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学生への メッセージ |