2017年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 天野・高村・押田 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ・都市はその国や地域の歴史・文化と関連しながら常に変化を続けており、その形や構成も複雑で、単純にとらえるには難しい状況にあります。しかし、自分自身が興味のある「都市・まち」を見てどのように感じるかがとても重要です。 ・その興味や疑問を大事にして、本ゼミでは「都市・まち」を専門的に見る視点を養い、課題の見つけ方、あるべき姿の導き方を学ぶことを目的としています。私は皆さんがこれらの一連の調査研究を通し、現代社会で将来活躍できる人になることを目標としています。 ・本科目は、まちづくり工学科の学習・教育到達目標A~Iのうち、F「生涯自己学習能力」の達成に主力的に関与する重要な科目です。また、D 「専門応用学力」、E「実見・実習・演習を通した計画的遂行能力」、G「デザイン・総合力」、I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能 力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・本研究室では、まちづくりの中で都市計画・緑地計画・市街地整備の視点を持ち、実学と学術を融合させながら、具体のまちのあるべき姿を実現させることを目指しています。 ・今日の日本の多くの都市は様々な複雑な課題を抱えていますが、これらの課題を様々な主体が工夫と時間を掛けながら解決している素晴らしい都市があります。また、海外事例にも目を向けると参考となる都市の成り立ちがあります。 ・これらについて様々な調査と研究を行うとともに、課題の解決を行います。都市の構成要素は大きく建築物と屋外空間からなりたっていますが、その要素の一つ一つを認識し、持続可能なまちとして総合的なあり方を検討します。このようにして、本研究室はマクロの視点とミクロの視点を意識し、住まい手の視点も大事にしながら、まち・都市(住宅地等)の再生・創造・計画を検討し、より良い日本のまちづくりに貢献することを目標としています。 |
履修条件 | ・特にありません。 |
授業計画
第1回 | ゼミナールの進め方・アイスブレーク |
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第2回 | 研究を始めるにあたって文献等の入手方法 |
第3回 | 研究基礎ゼミ1(講義と討論) |
第4回 | 研究基礎ゼミ1(講義と討論) |
第5回 | 研究基礎ゼミ1(自主テーマの発表・討議) |
第6回 | 研究基礎ゼミ1(自主テーマの発表・討議) |
第7回 | まちづくり見学会(都市計画手法の先進事例、他) |
第8回 | 見学会報告の作成とプレゼンテーション・討議 |
第9回 | まちづくり見学会(集合住宅地居住者ヒアリングを含む:先進事例、他) |
第10回 | 見学会報告の作成とプレゼンテーション・討議 |
第11回 | 研究基礎ゼミ2(講義と討論) |
第12回 | 研究基礎ゼミ2(講義と討論)ポートフォリオ作成 |
第13回 | 研究基礎ゼミ2(自主テーマ発表・討議) |
第14回 | 研究基礎ゼミ2(自主テーマ発表・討議) |
第15回 | 卒業研究生中間発表会への参加と意見交換 |
第16回 | 専門教育とキャリア形成(進路、就職) |
第17回 | 研究基礎ゼミ3(講義と討論) |
第18回 | 研究基礎ゼミ3(講義と討論) |
第19回 | 研究基礎ゼミ3(自主研究発表) |
第20回 | 都市計画等まちづくりに関する外部研究会参加 |
第21回 | まちづくり見学会(まちの活性化手法先進事例、他) |
第22回 | 研究会参加報告・見学会報告と討議 |
第23回 | 研究基礎ゼミ4(講義と討論)研究を進めるにあたって |
第24回 | 研究基礎ゼミ4(講義と討論)研究を進めるにあたって |
第25回 | 研究基礎ゼミ4(自主研究発表) |
第26回 | 自主研究指導 |
第27回 | 自主研究指導と中間発表 |
第28回 | 理工学部学術講演会参加 |
第29回 | 自主研究指導・ポートフォリオ作成 |
第30回 | 自主研究発表・プレゼンテーション |
その他
教科書 |
特にありません。
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参考書 |
ゼミに必要な資料はその都度提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
7割以上の出席が必要です。自主研究と課題への取り組みに対する真摯な態度については特に重視します。ゼミナールへの積極的な参加や、提示課題に対して、丁寧に対応し発表(プレゼンテーション)について総合的に評価します。 |
質問への対応 | ゼミナールの時間中に対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
初回のゼミナール実施時に伝えます。 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 小木曽研究室 (前期)
水曜 駿河台 15:00 ~ 16:00 小木曽研究室(後期)
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学生への メッセージ |
魅力的な都市や集合住宅地を創出と再生する総合的まちづくり、建築とランドスケープの調和による魅力的な市街地整備を研究テーマにしています。現在のまちの中で様々な課題をみつけ、新たなまちのあり方を考察・提案をしたり、様々な角度から探求したい人を望みます。フィールドワークでまちを歩き、五感で感じた主観を客観的な視点へ置き換え、まちを分析することに興味がある人、建物や屋外空間の関係など住まいと緑の分析や居住者意識に興味のある人、参加型のまちづくりが好きな人も歓迎します。各人とのコミュニケーションを大切にまちづくりの実践と研究を行います。 |