2017年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 弾性学Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 上田 政人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F15Q |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 多軸負荷において物体に生じる応力やひずみなど、材料力学で学んだ問題を少し進めて講義する。以下の内容を達成目標とする。 (1)多軸負荷における物体内部の任意断面に生じる応力を求めることができる。また、ロゼット解析により主ひずみ(主応力)を求めることができる。 (2)柱の座屈荷重を求めることができる。 (3)カスティリアーノの定理を用いて物体の変形量を求めることができる。 (4)仮想仕事の原理を用いて物体の変形量を求めることができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
通常の講義形態をとるが、出来る限り対話形式で授業を進めたい。 |
履修条件 | 材料力学を修得していることが好ましい。材料力学I及びIIの内容を理解しているものとして授業を進める。 |
授業計画
第1回 | 2次元及び3次元の材料構成則(縦ひずみ,横ひずみ、ポアソン比),変形の幾何学 予習:教科書8.5.1章 |
---|---|
第2回 | 剛性マトリックス,平面応力,平面ひずみ,弾性係数間の関係 予習:教科書8.5.2章,8.5.3章 |
第3回 | 任意断面に生じる応力 予習:教科書8.1.1章,8.1.2章,8.1.3章 |
第4回 | モーアの応力円 予習:教科書8.2章,8.3章 |
第5回 | モーアのひずみ円,ロゼット解析 予習:教科書8.6章 |
第6回 | 第1回~第5回までの授業範囲に関する平常試験及びその解説 |
第7回 | 様々な座屈現象について,柱の座屈理論 予習:座屈とは何かを調べてくる。インターネットを用いて構造が座屈した様子を確認する。 |
第8回 | 柱の臨界座屈荷重の求め方 |
第9回 | 柱の座屈に与える境界条件の影響 予習:前週の内容を踏まえ,境界条件を変えて座屈荷重を求めてみる。 |
第10回 | エネルギ原理入門:歪エネルギとは 予習:教科書5.6.1章 |
第11回 | カスティリアーノの定理 予習:教科書5.6.2章,9.1章 |
第12回 | カスティリアーノの定理を用いた物体の変形量の計算 予習:教科書9.1章 |
第13回 | 仮想仕事の原理 予習:教科書9.2章 |
第14回 | 仮想仕事の原理を用いた物体の変形量の計算 予習:教科書9.2章 |
第15回 | 第7回~第14回までの授業範囲に関する平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
2年次に無料配布した材料力学のテキストを持参のこと。
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
2回の平常試験の結果を100点満点に換算して、60点以上を合格とする。 |
質問への対応 | 授業後に対応する.また,研究室で随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎348A室 ueda.masahito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 16:30 3号館4階 348A室
|
学生への メッセージ |