2017年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 機械設計製図ⅠA | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 渡辺・加藤 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜1・2 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F41A F43B |
クラス | A,B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 図面は「工業界の言葉」といわれるように重要なものであり、図面を「読み書き」できるスキルを持ち合わせていることはエンジニアにとって不可欠の条件である。そこで、機械設計製図IAではJIS規格に基づく機械図面の作図ルールを習得し,図面の読み描きできることを到達目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
主に機械部品のスケッチと製図演習を通じて製図法と読図能力を養成する.各講義の直後、または翌週にその講義の内容に対する作図を実際に行うことにより、理解の促進を図る. |
履修条件 | 一般的な幾何学を用いた空間把握能力 |
授業計画
第1回 | 担当教員の紹介 講義:製図IA/IBで学習する範囲,基礎機械製図[図面の種類,JIS規格,ISO規格,図面の大きさ,尺度,文字と線の種類] 製図:(1)製図室にて諸注意,(2)ドラフタの使い方,線の引き方,(3)文字の練習 |
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第2回 | 講義:基礎機械製図[製図に用いる投影法,立体の描き方,三角法] 製図:機械部品のスケッチ図(立体図の作成-等角図) |
第3回 | 講義:図形の表し方[正投影法] 製図:機械部品の三角法による投影図の作成 |
第4回 | 講義:図形の表し方[断面による図示法] 製図:機械部品の断面図の作成 |
第5回 | 講義:寸法記入法[寸法記入の原則,寸法数値,寸法補助記号] 製図:三角法による投影図への寸法記入 |
第6回 | 講義:寸法記入法[特殊形状への寸法記入方,寸法記入上の注意] 製図:断面図への寸法記入,特殊形状部への寸法記入,寸法記入例題 |
第7回 | 講義:ねじ製図[ねじ概説,ねじの図示法] 製図:ねじの製図1 |
第8回 | 講義:ねじ製図[ねじの種類と用途,寸法記入方] 製図:ねじの製図2(組み合わさったねじ,寸法記入) |
第9回 | 製図:たわみ軸継手の見取り図 |
第10回 | 講義:表題欄[表題欄と部品欄] 製図:たわみ軸継手部品図 |
第11回 | 講義:組立図[組立図,照会番号(部品番号)] 製図:たわみ軸継手部品図(寸法記入)・検図 |
第12回 | 製図:たわみ軸継手組立図 |
第13回 | 製図:たわみ軸継手組立図(寸法記入)・検図 |
第14回 | 御復習い |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
[著]山本唯雄,蓮尾諭吉,安部政見,宗川浩也,伊藤公夫 [編]吉田幸司 『JISによる機械製図法』 東京電機大学出版局 2008年 第1版
この教科書は機械設計製図IBならびに2年次以降設置の製図関係科目でも使用予定.
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参考書 |
必要に応じて復習時や講義時の理解を進める上で必要なリファレンスシートを配布する.
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成績評価の方法 及び基準 |
各製図課題 30% 平常試験 40% 平常点・リファレンスシート内容 30% 上記項目を100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとし,合格とする. ただし,製図課題未完成または平常試験放棄の場合,成績評価対象から除外する. |
質問への対応 | 講義曜日に製図室または,製図準備室(643室)にて随時受け付ける。駿河台校舎では各教員のオフィスアワーにて受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
製図準備室 船橋校舎6号館4階643室 047-469-5279(講義日8:30-16:40) 渡辺亨 駿河台校舎3号館345室 03-3259-0741 toruw@mech.cst.nihon-u.ac.jp 加藤保之 駿河台校舎3号館348B室 03-3259-0751 kato@mech.cst.nihon-u.ac.jp 飯島晃良 駿河台校舎4号館428B室 03-3259-0739 iijima@mech.cst.nihon-u.ac.jp 上田政人 駿河台校舎3号館348A室 03-3259-0746 ueda@mech.cst.nihon-u.ac.jp 関谷直樹 駿河台校舎4号館419室 03-3259-0737 sekiya@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 08:30 ~ 16:40 製図準備室(643室)
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学生への メッセージ |
各講義時間の内容が関連する実技科目ですので,原則として欠席は認めません.やむをえない欠席理由が発生した場合,製図準備室ないし上記担当者まで必ず”事前連絡”をして下さい. |