2017年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 伝熱工学Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小野 清秋 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F53R |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | どのようにして熱が移動するのかという現象そのものを理解することとどのくらい熱が移動するか定量的に求められる能力を備えることを目標とする.様々な物体や物体間,種々の熱・流体力学的条件下で生ずる熱移動に関する問題も扱う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を主とする座学形式。 2回程度授業中に小テストを行う。 第15週に平常試験を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目(選択) 熱力学I,II,流れの力学I,IIが履修済みであることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス。シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 熱伝達の3形態について 熱伝導、熱対流、熱放射の説明。 |
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第2回 | 教科書1.1,1.2節の説明。 熱伝達の3形態の復習。 熱流束とフーリエの法則。 熱伝導のやや詳しい説明。 |
第3回 | 教科書1.3~1.8節 対流、放射、物質伝達、熱通過率、熱交換器のやや詳しい説明。 |
第4回 | 教科書2.1,2.2節 熱流束とフーリエの法則の復習。 1次元定常熱伝導。 |
第5回 | 第5回と第6回で一セット 教科書3.1~3.3節 熱伝導の支配方程式 いわゆる基礎方程式の誘導。 定常熱伝導問題を取り扱う。 |
第6回 | 第5回と第6回で一セット 教科書3.1~3.3節 熱伝導の支配方程式 いわゆる基礎方程式の誘導。 定常熱伝導問題を取り扱う。 |
第7回 | 小テストI 小テストの解答 |
第8回 | 教科書3.4,3.5節 非定常熱伝導問題を取り扱う |
第9回 | 教科書4.1~4.3節 対流熱伝達を扱う 分類、熱伝達率、ヌッセルト数の話。 |
第10回 | 第10回と第11回で一セット 教科書5.1,5.2,5.3節 強制対流熱伝達を扱う 境界層流れ、内部流れ、外部流れ。 |
第11回 | 第10回と第11回で一セット 教科書5.1,5.2,5.3節 強制対流熱伝達を扱う 境界層流れ、内部流れ、外部流れ。 |
第12回 | 教科書5.3節の残り 小テストII |
第13回 | 第13回と第14回で一セット 教科書7.1~7.4 対流熱伝達の支配方程式 層流現象と乱流現象の違い 境界層方程式 |
第14回 | 第13回と第14回で一セット 教科書7.1~7.4 対流熱伝達の支配方程式 層流現象と乱流現象の違い 境界層方程式 |
第15回 | 平常試験 これまでの授業に関しての質疑応答 |
その他
教科書 |
丸茂榮佑, 矢尾匡永, 牧野州秀 『伝熱工学』 機械系 教科書シリーズ 25 コロナ社 2009年 第1版
この本に沿って授業を進めます。
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参考書 |
北村健三・大竹一友 『基礎伝熱工学』 共立出版 1991年 第1版
小川邦康 『見える伝熱工学』 コロナ社 2011年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
小テスト20%,平常試験80% 合計点60点以上を合格とする。 平常試験(追試も含む)では電卓以外持ち込み不可とする。 |
質問への対応 | 教室またはメールで受付 |
研究室又は 連絡先 |
e-mail: kiyoaki@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 1号館1階講師室
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学生への メッセージ |
教科書の沿って授業をします。 |