2017年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 機械要素 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高橋 博正 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G11B |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械技術者として必要な、ねじや歯車などの基礎的な機械要素について学ぶ。 日本工業規格に基づく機械要素の種類・用途や力学的原理に重点を置き、機 械設計に応用できる基礎知識を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。授業に関係する資料を適宜配付し、講義内 容の理解を深めさせる。また、授業に関連した課題レポートを課す。 |
履修条件 | 選択必修 |
授業計画
第1回 | 機械要素概論 (1)機械要素の概説と種類 |
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第2回 | 機械要素概論(続き) (2)機械部品の精度 (3)JISとISO |
第3回 | 締結要素 (1)ねじの種類と用途 (2)ねじの規格 |
第4回 | 締結要素(続き) (3)ねじの力学 (4)ねじの締付けとゆるみ止め |
第5回 | 軸系要素 (1)軸の種類 (2)軸径の選定と計算方法 (3)回転軸の危険速度 |
第6回 | 軸系要素(続き) (4)キーの種類と用途 (5)軸継手の種類と用途 |
第7回 | 軸受要素① (1)転がり軸受とすべり軸受の種類と用途 |
第8回 | 軸受要素② (2)転がり軸受の構造 (3)転がり軸受の精度 |
第9回 | 軸受要素③ (4)転がり軸受の選定と寿命計算 |
第10回 | 動力伝達要素① (1)動力伝達要素の種類と用途 |
第11回 | 動力伝達要素② (2)歯車の種類と用途 (3)歯車の基礎用語 |
第12回 | 動力伝達要素③ (4)歯車の基礎計算 (5)巻掛け伝動の種類 |
第13回 | 動力伝達要素④ (6)巻掛け伝動の計算(平ベルトとVベルト) |
第14回 | 機械要素の応用 (1)ボールねじの用途と構造 (2)直動転がり案内の用途と構造 |
第15回 | 機械要素の応用(続き) (3)ボールねじの選定と計算方法 |
その他
教科書 |
吉本成香 他共著 『機械設計 機械の要素とシステムの設計』 理工学社 2006年 第1版
教科書の購入方法については、第1回目の講義で指示する。
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参考書 |
授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
各章の課題レポートと期末総合レポートによる。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室および14号館講師室において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
機械要素は、2年次以降の機械設計製図の基礎となる科目であり、他の 専門科目とも深く関連しています。多くの科目に興味をもち勉学に励ん でください。 |