2017年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 人間工学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 松田 礼 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 人間工学の基礎について学習する。特に、人間の基本的機能である心理・生理的特性,形態的特性について理解すると共に、人間工学の方法論、ヒューマンエラー、人間-機械系の信頼性、機械設計への人間特性の導入等について学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。授業に関係する資料を適宜配付し、講義内容の理解を深 めさせる。また、授業に関連した課題レポートの提出を課す。 |
履修条件 | 人間工学は複数の学問領域と関連があるので、これまでに学習した多くの専門科目に幅広く興味をもっていることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 人間工学の概要、産業分野における人間工学的素養の必要性、人間と機械の関係について説明する。 |
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第2回 | 1.序 論 1.1人間工学の目的 1.2人間-機械系における人間、機械の役割 |
第3回 | 2.人間の基本的特性 2.1生理的みかた 2.1.1自律神経系 2.1.2生体機能の一般的性質 |
第4回 | 2.2心理的みかた 2.2.1感覚受容器の特性 2.2.2認知過程 |
第5回 | 2.3形態的みかた 2.3.1身体寸法と可動範囲 2.3.2作業域と作業動作 |
第6回 | 3.機械操作と人間の関係 3.1人間工学の方法論 3.2生理的負担の計測 3.2.1人間工学データの性質と取扱い |
第7回 | 3.3人間-機械系の評価(疲労現象による作業評価) |
第8回 | 4.人間と環境 4.1視覚と視環境 |
第9回 | 4.2聴覚と音環境 4.3振動感覚と環境振動 |
第10回 | 5.人間の情報処理 5.1情報スピード 5.2情報負荷と負担の関係 |
第11回 | 5.3情報提示と人間の反応 5.4機械(システム)の応答時間 |
第12回 | 6.人間ー機械システムの信頼性 6.1ヒューマンエラー 6.2システムの信頼性 |
第13回 | 7.ヒューマン・マシン・インターフェース 7.1ヒューマン・マシン・インターフェースの設計 |
第14回 | 7.2エルゴノミクス(Ergonomics)と感性設計 |
第15回 | 試験とその解説 |
その他
教科書 |
オリジナルテキストを使用する。
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参考書 |
授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートと試験により評価する。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室または研究室において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館1階714室 人間工学研究室 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:20 ~ 14:50
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学生への メッセージ |
人間工学は複数の学問領域と関連があります。いろいろな学科目に興味を持ち勉強しましょう。 |