2017年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 電気・電子計測 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 清水 雅夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G34D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気的な量やこれ以外の物理的な量を、電気を仲介として計測するための原理を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
まず、電気的な量やこれ以外の物理的な量を、電気を仲介として計測するための原理について説明する。さらに具体的な計測例として、FA、メカトロニクス、ロボットなどのセンサとして多く利用されているオプトエレクトロニクス(光電子工学)素子に関して、素子の動作原理をはじめ、センサに利用されている多種多様な技術内容の詳細な解説を行う。できる限り、動作する現物を持ち込み、その動作を確認できるようにする。 |
履修条件 | 必修科目の他、光工学を受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 電気・電子計測に関する諸説明と授業内容の説明 |
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第2回 | 計測 |
第3回 | 電気・電子計測の具体例 |
第4回 | コンピュータを利用した計測 |
第5回 | 距離センサ(1)-距離計測原理- |
第6回 | 距離センサ(2)-発光ダイオード- |
第7回 | 距離センサ(3)-PSD- |
第8回 | フォトインタラプタ(1)-フォトトランジスタ- |
第9回 | フォトインタラプタ(2)-カラーセンサ- |
第10回 | フォトインタラプタ(3)-2相パルス信号- |
第11回 | CCD/CMOS撮像素子(1)-動作原理- |
第12回 | CCD/CMOS撮像素子(2)-カラー撮影方式- |
第13回 | カメラのオートフォーカス(1) |
第14回 | カメラのオートフォーカス(2) |
第15回 | 電気・電子計測に関する演習と解説 |
その他
教科書 |
教科書は指定しないが、興味を持つ分野に応じて参考書を薦める。参考書の『電気電子計測』は、とてもわかりやすく良い本。
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参考書 |
岡野大祐 『電気電子計測』 オーム社 2011年
『オプトデバイスの基礎と応用』 CQ出版 2005年
『CMOSイメージセンサ』 コロナ社 2012年
『画像入力とカメラ』 オーム社 2012年
いわゆる「電気電子計測」一般的なことは、最初の「電気電子計測」を参考にしてください。授業では必要に応じて解説しますが、電気電子計測の全ての分野を授業で解説する訳ではありません。
オプトエレクトロニクス応用センサについては「オプトデバイスの基礎と応用」を、イメージセンサやカメラに関する新しい参考書としては「CMOSイメージセンサ」と「画像入力とカメラ」を薦めます。
各自の関心対象に応じて参考にしてください。
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成績評価の方法 及び基準 |
6回のレポート課題で評価する。特別な理由がない限り、2回以上課題を提出しないときには不合格とする。不測の事態などでレポート提出ができないときには、できるだけ早くに授業の前後で相談すること。 |
質問への対応 | 授業終了後または研究室で。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館3階732A室 Email: mas@eme.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:30 7号館3階732A室
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学生への メッセージ |