2017年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 機械加工学Ⅰ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 渡邉 満洋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G52H |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械加工学Ⅰでは,機械や部品を効率よく作製するための手法の原理原則を理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書形式で講義を行う.演習問題を配布する. |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | シラバス,教科書,参考書及び成績評価の説明,演習問題の配布及びその説明 |
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第2回 | 鋳造加工 1)模型:模型の種類,模型用材料,模型製作時の注意事項 |
第3回 | 2)鋳型:鋳型の種類,鋳型用材料,塗型材料,造型(型込めの方法), 造型に必要なもの |
第4回 | 3)溶解:溶解炉の種類とその特徴 4)鋳込み(注湯):鋳込み方法,鋳込み温度と鋳込み時間 |
第5回 | 5)鋳造後の処理:鋳造品の仕上げ,補修,枯し 6)鋳造品の不良の種類とその対策 |
第6回 | 7)鋳鉄以外の鋳造:鋳鋼,可鍛鋳鉄,非鉄合金鋳物 8)特殊鋳造法:ダイカスト,遠心鋳造,シェルモールド法,ロストワックス法,フルモールド法 9)試験と検査:材料試験,水圧・気圧試験,検査 |
第7回 | 熱処理加工 1)加熱・冷却方法 2)焼ならし,焼なまし |
第8回 | 3)焼入れ,焼もどし |
第9回 | 塑性加工 1)鍛造加工:鍛造加工の特徴とその種類,自由鍛造,型鍛造,主な鍛造用材料 |
第10回 | 2)熱間鍛造,冷間鍛造,温間鍛造,鍛造用機械(鍛造用ハンマ,プレス,自動鍛造機械) 3)転造加工:転造加工の特徴,ねじの転造加工,歯車の転造加工 |
第11回 | 4)押出し加工:押出し加工法の種類,熱間押出し加工,冷間押出し加工 5)引抜き加工:引抜き加工法の種類,中実棒の引抜き,管材の引抜き |
第12回 | 6)管材加工:継目のある管の製造法,継目なしの管の製造法 7)圧延加工:分塊圧延,形材及び線材の圧延,板材の圧延,管材の圧延,圧延設備 |
第13回 | 8)板材加工:せん断加工,成形加工(曲げ加工,深絞り加工,張出し加工),プレス機械(機械プレス,油圧プレス),試験と検査 |
第14回 | 演習問題の解説 |
第15回 | 試験ならびにその解説 |
その他
教科書 |
竹中規雄 他編 『機械工作法』 産業図書 1982年
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参考書 |
日本機械学会編 『機械工学便覧』 日本機械学会
日本鋳造工学会編 『鋳造工学便覧』 丸善 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートと期末試験により評価する. |
質問への対応 | 授業終了後に随時対応する. |
研究室又は 連絡先 |
5号館3階535A室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 13:00 ~ 14:30
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学生への メッセージ |