2017年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 卒業研究 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 村松・出井 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H64A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
【大気電気計測による自然災害減災を目指した超小型人工衛星の研究】 超小型衛星を用いることで,宇宙工学における実践的・早期の問題発見・解決が期待されています.本研究では,10㎝ x 10 cm x 30 cm の3U 超小型衛星を用いた電場測定による地震先行現象の計測を目指します. 【超小型衛星による宇宙実証を利用した大型展開宇宙構造物の設計法の構築】 超小型衛星を用いた軌道上実験を実施し,その小型実験の知見から大型な宇宙膜構造物の設計法を導くことが目的です.大型膜構造物は革新的な宇宙利用を可能にすると期待されていますが,地上実験での機能検証が極めて難しいという課題があり,結果として保守的な設計が採用され軽量化が難しいとされています.そこで,宇宙膜構造の数値解析手法,ならびに開発中の超小型衛星Origami-Satを活用することで, (i)超小型衛星による軌道上膜展開・展張実験によって膜構造の数値解析精度を検証・向上し,(ii) その結果から理論的にスケール拡大の方法を確立して,(iii) 太陽発電衛星を想定した大型宇宙膜構造の設計法を実践的に構築することに挑戦します. |
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学修到達目標 | 学生にとって未知の事項を含む研究課題に自主的,積極的に取り組むことによって,技術者に 必要な自主性,先取性,総合性を養い,新しい科学技術の発展に対処できる技術者としての素 養を身につける. |
授業形態及び 授業方法 |
研究目標,年間計画をたて,それにそって研究活動を進めていく.研究の進捗状況は,毎週の 研究室での発表会,報告書の提出などにより確認する. |
履修条件 | 必修科目.卒業研究着手条件を満足していること. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
出席,研究経過の報告会及び報告書,卒業研究の理解度及び達成度による総合評価. |
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質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー |
金曜 船橋 13:00 ~ 16:00
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学生への メッセージ |