2017年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電磁環境工学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 山﨑 恒樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I24O |
クラス | A,B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目では、近年の携帯電話の急速な普及と共に無線通信に不可欠で有用な電波によって 引き起こされる電波障害ならびに電磁界が環境に及ぼす影響について、工学的な立場から 理解を深めるとともに電磁界の利用技術を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
電磁波と環境の知識を学び、電波工学を基礎として電磁環境工学を系統的に学習し,講義と演習,課題を通して理解を深める。 |
履修条件 | 「電磁波の基礎」・「電磁波工学」を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義の概要説明:「電磁波の基礎」を復習しながら,これから学ぶ電磁環境工学の内容について説明する |
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第2回 | 電磁波の基礎(1):真空中および物質中のMaxwellの方程式と波動方程式について説明する。 |
第3回 | 電磁波の基礎(2):電磁波の反射・透過・吸収について理解する。 |
第4回 | 電磁波の基礎(3):電磁波と地震波の偏波について説明する。 |
第5回 | 低周波電磁界と環境技術について説明する。 |
第6回 | 高周波電磁界と環境技術について説明する、 |
第7回 | 電磁波の吸収とその特性を理解し、応用について説明する。 |
第8回 | 電磁波の遮断とその特性を理解し、応用について説明する。 |
第9回 | 電磁界の測定法を理解し、応用について説明する。 |
第10回 | 電波暗室での電磁界の測定法を理解し、応用について説明する。 |
第11回 | 電子機器障害と環境を理解し、応用について説明する。 |
第12回 | 地震と電磁波および放射量について説明する。 |
第13回 | 最近の電磁環境技術について説明する(その1)。 |
第14回 | 最近の電磁環境技術(その2)について説明する。 |
第15回 | 講義において総まとめを行う。 |
その他
教科書 |
細野 敏夫 著 『電磁波工学の基礎』 森北出版株式会社 2015年 第POD版
教科書は、3年前期の「電磁波の基礎」、3年後期の「電磁波工学」のを使用します。
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参考書 |
J. A. Edminister著 村崎憲雄他2名共訳 『マグロウヒル大学演習 電磁気学 (改訂2版)』 オーム社 1997年 第2版
電磁気学で学んだMaxwellの方程式の微分系についてこの教科書で復習する。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験80% 演習20% |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー |
土曜 駿河台 10:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
できるかぎり、授業中に行う例題は自分自身で解いてもらいたい. |