2017年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気工学のための数学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 星野 貴弘 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I63A |
クラス | A・B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気・電子工学の基礎である電磁気学や電気回路で必要される数学的基礎を十分理解させると ともに、演習を通して数式の中に潜む物理的意味を十分理解し、それを専門科目で自在に応用 できる力を身につけることを目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
公式を覚えるための学習ではなく、数式の中に潜む物理的意味を十分理解して、それらを適切 に使用できるように平易に解説する。また例題を電気工学関連に選び、演習や課題をとおして 専門科目の基礎知識の理解がより深まるよう授業を進めていく。 |
履修条件 | 前期に開講された本科目を履修し,不合格となった学生(D評価)を対象とする。 |
授業計画
第1回 | 講義概要 本講義で対象とする学習項目,必要となる数学的知識 |
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第2回 | 関数 三角関数,指数関数,対数関数 教科書 pp. 1-32 |
第3回 | 微分 微分の基礎,偏微分 教科書 pp. 33-53 |
第4回 | 積分 積分の基礎,不定積分,定積分,多重積分 教科書 pp. 54-72 |
第5回 | 行列1 行列の基本,行列の基本演算 教科書 pp. 87-97 |
第6回 | 行列2 単位行列,転置行列,逆行列の基本,行列と連立方程式 教科書 pp. 98-101,113 |
第7回 | 行列3 行列式,余因子展開,クラメールの公式 教科書 pp. 101-105, 108-122 |
第8回 | 中間理解度確認試験・解説 |
第9回 | ベクトルの基礎1 ベクトルの概念,ベクトルの基本演算,単位ベクトル 教科書 pp. 133-140 |
第10回 | ベクトルの基礎2 スカラ積,ベクトル積,スカラ積・ベクトル積の性質 教科書 pp. 140-148 |
第11回 | ベクトルの微分演算1 勾配,発散,関連する定理・法則 教科書 pp. 152-162 |
第12回 | ベクトルの微分演算2 回転,関連する定理・法則 教科書 pp. 162-169 |
第13回 | 複素数 複素数の基本演算,極座標形式,オイラーの公式,ド・モアブルの定理 教科書 pp. 173-180 |
第14回 | 要点のまとめと演習Ⅱ 第9回から第13回までの重要事項のまとめ,演習・解説 |
第15回 | 期末理解度確認試験・解説 |
その他
教科書 |
浜松芳夫・星野貴弘 『電気電子数学入門 線形代数・ベクトル解析・複素数』 電気電子数学入門 オーム社 2012年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
全授業回数の3分の2回以上出席した学生に対して以下の配分に基づき成績評価を行う。 ①演習の評価:20% ②レポートの評価:20% ③理解度確認試験:60% |
質問への対応 | 随時対応します。電話またはメールで連絡下さい。日時を設定します。 尚,授業内の演習課題及びレポート課題の解答は,出題された講義日の次回の講義後に 解答をCSTポータル上に公開しますので,そちらも参考にしてみてください。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎4号館423B室 Tel:03-3259-0769 E-mail:hoshino.takahiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:00 ~ 13:00 船橋校舎6号館618室
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学生への メッセージ |
微分積分学、線形代数学も併せて受講することが望ましい。 |