2017年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 制御工学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 作田・田邊 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J12I |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 「制御理論」を受けて,この講義では,フィードバック制御系の周波数応答,安定性,更には,設計法について勉強する。 この講義を修得することによって,フィードバック制御系の周波数応答や安定性について理解できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を主体とし,理解を助けるため宿題や演習を行う。 |
履修条件 | 制御理論を修得していること。 |
授業計画
第1回 | はじめに: 制御理論「制御の基礎」の復習と講義概要について説明する。 |
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第2回 | 制御系の周波数応答: 正弦波入力に対する応答の求め方について勉強する。 |
第3回 | ベクトル軌跡: 「ベクトル軌跡」と基本要素のベクトル軌跡について勉強する。 |
第4回 | ボード線図: ボード線図の書き方,基本要素のボード線図について勉強する。 |
第5回 | ボード線図: ボード線図の概形を知る方法(折点周波数,折れ線近似)およびボード線図の利点,ボード線図の合成について勉強する。 |
第6回 | フィードバック制御系の安定性: 内部安定性について勉強する。 |
第7回 | フィードバック制御系の安定性: ナイキストの安定判別法の考え方を理解する。 |
第8回 | ナイキストの安定判別法: 虚軸上に極をもたないシステムについて,その安定性を判別する方法を勉強する。 |
第9回 | ナイキストの安定判別法: 虚軸上に極をもつシステムについて,その安定性を判別する方法を勉強する。 |
第10回 | ナイキストの安定判別法,ボード線図の利用: ゲイン余裕,位相余裕の考え方を理解し,いくつかのシステムに適用することで理解を深める。 |
第11回 | フィードバック制御系の設計法: 設計手順と性能評価について勉強する。 |
第12回 | フィードバック制御系の設計法: P補償,PI補償,PD補償について勉強する。 |
第13回 | フィードバック制御系の設計法: PID補償による設計について勉強する。 |
第14回 | 2自由度制御系: 所望の応答特性を実現する条件付きフィードバック制御系の考え方について勉強する。 |
第15回 | 理解度確認試験およびその解説 |
その他
教科書 |
杉江俊治,藤田政之 『フィードバック制御入門』 コロナ社
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験により評価する。 |
質問への対応 | 基本的にいつでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
作田:4号館 413室, sakuta.yukinori@nihon-u.ac.jp, 田邊:9号館 916F室, tanabe.kazuo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 作田
水曜 船橋 12:15 ~ 13:15 田邊
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学生への メッセージ |