2017年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 回路理論のための基礎数学 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大谷・佐伯 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J33A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 回路理論I・IIを学ぶ上で必要な数学の習得を行う。また、同時に履修する回路理論Iとリンクさせ、直流・交流受動回路の基本を確実に理解する。 本科目は未来博士工房対応科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
多くの教員とTAが参加し、寺子屋方式で行う。単なる座学でなく、実践的な演習を中心に行う。また、グループ演習を行うことにより、自ら取り組む力を養う。 |
履修条件 | 選択科目だが全員受講すること。 |
授業計画
第1回 | 式を立てる(1) オームの法則、起電力と逆起電力、合成抵抗 逆起電力の概念を理解すること、単なる数字の演算でなく、電流の向きを考慮して式を立てることを目指す。 |
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第2回 | 式を立てる(2) 分流・分圧、電源の等価変換を確実に理解することを目指す。 |
第3回 | 式を立てる(3) キルヒホッフの法則、閉電流解析 未知数の判別、必要な式の数を理解し、確実にキルヒホッフ則および閉電流解析の立式ができることを目指す。 |
第4回 | 式を解く キルヒホッフの法則、閉電流解析、電力最大の条件 キルヒホッフ則および閉電流解析について、確実に式を立てて解けること、電力最大の条件を理解することを目指す。 グループワーク形式で行う。 |
第5回 | 交流波形(1) 三角関数の分解と合成、加法定理、三角関数・時間関数の微積分 |
第6回 | 交流波形(2) フーリエ級数 どんな周期波形も三角関数の重ね合わせで表せることを理解する。 |
第7回 | 交流回路を解く 各素子の交流に対する応答を理解する。 RL/RC回路を微分方程式で解く。 |
第8回 | 交流回路の解析(1) 三角関数と複素数の類似性 直交表示、極表示、指数表示と演算 |
第9回 | 交流回路の解析(2) オイラーの公式とその応用 ベクトル図をかく。 ベクトル記号法で合成抵抗を求める。 |
第10回 | 交流回路の解析(3) Z*I→Vの大きさと位相を求める Vinに対する任意回路のI, Vを求める |
第11回 | 周波数応答(1) 媒介変数(ω)表示、ベクトル軌跡 RL回路のZ, Yの軌跡・周波数特性 |
第12回 | 周波数応答(2)、共振回路 媒介変数(ω)表示、ベクトル軌跡 RLC回路のZ, Yの軌跡・周波数特性 |
第13回 | 復習 直流回路・交流回路の解析について復習する。 グループワーク形式で行う。 |
第14回 | 総復習 |
第15回 | 理解度確認 |
その他
教科書 | |
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常点(40%)、試験(60%) |
質問への対応 | 随時研究室にて。 |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 大谷 414室
月曜 船橋 12:20 ~ 13:20 佐伯 432室
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10 今池 413室
月曜 船橋 12:20 ~ 13:20 金 1213室
木曜 船橋 11:50 ~ 12:50 永田 412室
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学生への メッセージ |