2017年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | ディジタル信号処理 | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 望月 寛 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K21G |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | マルチメディア情報処理に音声処理や画像処理などがある。本講義では,解析学を用いた基本的な処理として,音声信号や画像信号を対象とした信号理論および信号処理手法を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主として教科書を利用した講義形式で授業を進める。また,理解を助けるための手段として演習・宿題等を実施する。 |
履修条件 | 回路理論,信号理論を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 解析学とディジタル信号処理 |
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第2回 | z変換と逆z変換 |
第3回 | 離散時間システム:インパルス応答とたたみ込み演算 |
第4回 | 離散時間システム:周波数応答と直線位相特性 |
第5回 | フーリエ変換と離散フーリエ変換(DFT) |
第6回 | 高速フーリエ変換(FFT)とFFTを用いた信号処理演習 |
第7回 | ディジタルフィルタの構成(1)(Finite Impulse Response ディジタルフィルタの構成) |
第8回 | ディジタルフィルタの構成(2)(Infinite Impulse Response ディジタルフィルタの構成) |
第9回 | ディジタルフィルタの演習 |
第10回 | ディジタル信号処理の応用: 相関処理,適応信号処理 |
第11回 | ウェーブレット変換 |
第12回 | 離散コサイン変換(DCT) |
第13回 | 音声・画像の符号化 |
第14回 | 音声・画像の符号化に関する演習 |
第15回 | 理解度確認試験およびその解説 |
その他
教科書 |
萩原将文 『ディジタル信号処理』 森北出版 2014年 第2版
非常にコンパクトにまとめられた良書である。例題も理解を助けるのに役立つよう適切に配置されているので内容の理解を深めるためにも是非熟読してください。
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参考書 |
和田成夫 『よくわかる信号処理 フーリエ解析からウェーブレット変換まで』 森北出版 2009年
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験(50%)、演習(40%)、宿題(10%) |
質問への対応 | 歓迎 |
研究室又は 連絡先 |
望月寛(船橋校舎2号館244室) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:40 ~ 11:40 望月 寛
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学生への メッセージ |