回路理論Ⅰ (K22A)

学修到達目標	回路理論は情報工学の基礎であり、応用情報工学を志す学生にとって必須の学問である。直流回路を中心に、受動回路を代数学を使って自由に解析することができる。
授業形態及び授業方法	講義形式で、必要に応じて演習を行いながら進める。
履修条件	数学、特に線形代数の理解度に不安のある学生は、自習により十分に理解しておくことが望ましい。

第1回	回路理論とは何か
第2回	電圧、電流、抵抗。オームの法則。抵抗の直並列接続
第3回	分流と分圧
第4回	電源の等価変換
第5回	電力の計算
第6回	キルヒホッフの法則。代数方程式による閉電流解析１
第7回	代数方程式による閉電流解析２（クラメルの公式）
第8回	復習と実力確認
第9回	重ね合わせの理、鳳・テブナンの定理
第10回	特別な形をした回路の全抵抗。対称形回路、無限回路、Ｙ－⊿変換（座標変換）
第11回	代数方程式による節電圧解析
第12回	直流回路解析の応用
第13回	交流回路への導入1
第14回	交流回路への導入2
第15回	平常試験及びその解説

教科書	作田幸憲，今池健，永田知子『エレクトロニクスのための回路理論』コロナ社 2017年第1版「回路理論II」でも継続して使用する。
参考書	川上正光『基礎電気回路例題演習』コロナ社
成績評価の方法及び基準	平常試験、演習、課題提出等の総合的判断で評価する。
質問への対応	授業中に理解できないところがあった場合、質問内容を整理し授業終了後に質問すること。
研究室又は連絡先	高橋聖（船橋校舎2号館245室）
オフィスアワー	月曜船橋 12:10 ～ 13:10
学生へのメッセージ	後期の「回路理論Ⅱ」を登録しておくこと。意欲を持って取り組んでいただきたい。

2017年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科