2017年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 数値計算法 | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高橋 聖 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K52F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 実験データの整理や物理科学の現象解析などにはコンピュータによる数値処理あるいはシミュレーションがよく使われている。 本講義では,補間や微積分をはじめとする基礎的な数値計算の考え方や具体的なアルゴリズム構成法などを理解し,情報工学の様々な問題を数値的に解析する能力を身に着けることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は,アルゴリズムの解説を中心に,プロジェクタと板書を併用して行う。適宜,演習・課題を課す。 |
履修条件 | 「Cプログラミング及び演習」を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | コンピュータで数値計算を行う上での留意点 |
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第2回 | 連立1次方程式の解法1:ガウスの消去法 |
第3回 | 連立1次方程式の解法2:ピボット選択 |
第4回 | 連立1次方程式の解法3:LU分解 |
第5回 | 連立1次方程式の解法の演習および解説 |
第6回 | 補間1:線形補間 |
第7回 | 補間2:ラグランジュ補間,ニュートン補間 |
第8回 | 最小2乗法:最小2乗法の理論 |
第9回 | 補間・最小2乗法の演習および解説 |
第10回 | 数値積分1:台形公式,補間,数値積分の誤差 |
第11回 | 数値積分2:シンプソンの公式 |
第12回 | 数値積分の演習および解説 |
第13回 | 過渡現象のシミュレーション1:オイラー法 |
第14回 | 過渡現象のシミュレーション2:電子回路のシミュレーション |
第15回 | 理解度確認テスト及びその解説 |
その他
教科書 |
戸川隼人 『数値計算法』 コロナ社
平成18年10月初版第27刷より前の版は誤植が多いので,第27刷以降を使用のこと。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
演習・課題(10%),理解度確認テスト(90%)による評価 |
質問への対応 | 随時受け付けるが,事前にメールでアポイントをとるのが望ましい。 |
研究室又は 連絡先 |
高橋聖(船橋校舎2号館245室、takahashi.sei@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
意欲を持って取り組んでいただきたい。 |