2017年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大内 秋比古 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L11C L12D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 有機化学の基本となる、原子の構造・結合、有機化合物の性質・反応について理解し、説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「講義資料」とプロジェクターを使った講義を行う。「講義資料」は事前にホームページにアップロード(下記アドレス)する。講義中に考え方を理解し身に付けること。 毎回、教科書と演習問題で復習をすること。講義の最初にミニテストを行う(主に前回の講義内容)。 |
履修条件 | 基礎有機化学、基礎無機化学、基礎物理化学を履修していること。 |
授業計画
第1回 | 有機化学概論 有機化合物の記載法と命名法 |
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第2回 | 構造と結合:原子の構造、化学結合、混成軌道 |
第3回 | 構造と結合:電気陰性度、酸と塩基 (1) |
第4回 | 構造と結合:酸と塩基 (2)[分子構造と酸性度]、アルカン、異性体 (1)[構造異性体、立体異性体(幾何異性体)] |
第5回 | 構造と結合:異性体(2)[立体異性体(配座異性体)] |
第6回 | 構造と結合:異性体(3)[立体異性体(鏡像異性体)] 講義のまとめ |
第7回 | 理解度確認試験 有機反応の概観:反応の型式、反応機構 |
第8回 | 理解度確認試験解説 有機反応の概観:反応の平衡、反応速度 |
第9回 | アルケンの性質と反応(1) |
第10回 | アルケンの性質と反応(2) |
第11回 | アルケンの性質と反応(3) |
第12回 | アルキンの性質と反応 |
第13回 | ペリ環状反応(1) [電子環状反応、付加環化反応] |
第14回 | 理解度確認試験 ペリ環状反応(2)[シグマトロピー転位] |
第15回 | 理解度確認試験解説 講義のまとめ |
その他
教科書 |
マクマリー(伊東撤 児玉三明 他 訳) 『マクマリー有機化学(上) 、(下)の第30章』 東京化学同人 2017年 第9版
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参考書 |
マクマリー, マクマリー有機化学問題の解き方, 東京化学同人, 2017, 9 edition
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験(2回、各約23%)と定期試験(約50%)、ミニテスト(約4%)を100点に換算し、60点以上を合格とする(いずれも教科書・資料等持ち込み不可) |
質問への対応 | 授業後、オフィスアワー、メール(メールによる質問は大学より配布されたメールアドレスを用い、学生番号と氏名を記入してください) |
研究室又は 連絡先 |
駿河台2号館227B室 ouchi.akihiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 17:00 ~ 18:00 事前にメールで連絡してください
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学生への メッセージ |
講義資料は教科書ではないので教科書を購入すること。毎回、教科書と演習問題で復習をし、毎回の講義内容を理解した上で次の講義に臨むこと。特に、専門用語の英語表記、構造式、反応式、反応機構などを書くトレーニングは重要なので、自分で書くトレーニングをよくすること。 |