2017年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 生命有機化学Ⅱ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 浮谷 基彦 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L14R L15O |
クラス | A 、 B | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 人類は古来より動植物・微生物および海洋生物が生産する二次代謝分子(テルペノイド,ステロイド,アルカドイド,芳香族分子など)を毒・薬・香辛料・染料などに利用してきた.生命有機化学IIでは,限りある天然資源の有効利用という観点から,これら生物が生産する二次代謝分子(天然有機化合物)について,その構造・生合成・機能等について学ぶ. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う. |
履修条件 | 生命有機化学Iを履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス |
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第2回 | 天然有機化合物の分離と化学構造の決定(1) |
第3回 | 天然有機化合物の分離と化学構造の決定(2) |
第4回 | 一次代謝と二次代謝 |
第5回 | 立体化学 |
第6回 | 糖質 |
第7回 | 脂質(1) |
第8回 | 脂質(2) |
第9回 | テルペノイド(1) |
第10回 | テルペノイド(2) |
第11回 | ステロイド |
第12回 | 芳香族化合物 |
第13回 | アミノ酸・ペプチド |
第14回 | アルカロイド |
第15回 | 講義の総括 |
その他
教科書 |
秋久,小池,木島,羽野,堀田,増田,宮澤,安川 共著 『資源天然物化学 改定版』 共立出版 2017年 第1版
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参考書 |
秋久俊博,長田洋子 編 『生体分子化学』 共立出版 2008年 第2版
秋久,長田,神野,和泉,宮澤,深津 編著 『実験生体分子化学』 共立出版 2007年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験で評価する. |
質問への対応 | 随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館210号室 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 18:20 ~ 19:20
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学生への メッセージ |
深遠な生命現象領域の課題に取り組むには,生体機能と物質の関連性を分子レベルで理解することが極めて重要である.「生命有機化学II」では,生命機能の解明に役立ち,ヒトの健康の維持や疾病の治療,さらには医薬や農薬などの新薬開発と密接な関連を持つ生物二次代謝分子(生物資源)の構造,生合成,機能を十分に理解をして貰うことを目的として授業を進めて行く. |