微分積分学Ⅰ (M21A)

学修到達目標	微分，積分は現代の諸科学の基礎でありその応用分野は広範囲にわたっている。特に三角関数，逆三角関数，対数関数および指数関数は重要であり，これら関数の基本的な性質とその導関数について学習する．
授業形態及び授業方法	通常の講義形式になる．不足な演習は数学演習Iで補う．
履修条件	高校の数学Ⅱ，Ⅲに関する知識（必要に応じて復習をする予定）

第1回	教科書，参考書，単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認を行う．
第2回	三角関数三角関数の加法定理を含めた三角関数に関する基本的な性質について学習する．
第3回	関数の極限・連続関数関数の極限と連続関数について学習する．
第4回	微分の基本公式（１）基本的事項について学習する．
第5回	微分の基本公式（２）合成関数の微分について学習する．
第6回	逆三角関数逆三角関数，逆三角関数の微分について学習する．
第7回	指数関数・対数関数自然対数，対数微分法について学習する．
第8回	平常試験（第1回）とその解説
第9回	微分法の応用媒介変数表示，陰関数の微分について学習する．
第10回	関数の増減平均値の定理，関数の増減を学習する．
第11回	極値・凹凸関数の増減を利用して極値，凹凸を学習する．
第12回	基本的な不定積分，置換積分・部分積分基本公式，置換積分・部分積分について学習する．
第13回	三角関数の積分三角関数が含まれる不定積分について学習する．
第14回	有理関数，無理関数の積分有理関数，無理関数が含まれる不定積分について学習する．
第15回	平常試験（第2回）とその解説

教科書	矢野健太郎、石原繁『微分積分(改訂版) 』裳華房 2006年第19版
参考書
成績評価の方法及び基準	平常試験（第1回，40%)および第１５回の平常試験（第2回，60%)の評価をもとに総合評価する．
質問への対応	授業中，問題演習の時間
研究室又は連絡先	船橋校舎８号館８４５B室
オフィスアワー	木曜船橋 13:30 ～ 14:10 8号館4階845B
学生へのメッセージ	演習を自分のペースで積極的に取り組むことを期待する．授業では取り上げない問題も取り組むようにしてほしい．

2017年 理工学部 シラバス - 物理学科