2017年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 科学史 | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 雨宮 高久 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M23Q |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 物理学の歴史を学ぶことで、現在の物理学がどのような経緯を経て、成立するに至ったのかを理解する。また、学部4年間で学習した物理学(特に、力学、電磁気学、熱力学・統計物理学、量子力学)をその歴史を通して復習することで、「物理学とは何か」を考える。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントでの講義形式。 |
履修条件 | 物理学に関する基礎的な内容を理解していること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 科学史を学習する意義と物理学史の概要 |
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第2回 | 近代以前の自然学 古代ギリシアの自然学/スコラ学 |
第3回 | 近代科学成立の基礎1 天文学の革新/コペルニクス |
第4回 | 近代科学成立の基礎2 ケプラーとガリレオ/新しい方法と新しい概念 |
第5回 | 近代科学成立の基礎3 原子論の復活/自然科学における数学の役割/自然法則の概念/実験のはじまり |
第6回 | 実験的方法の確立1 大気圧と真空 |
第7回 | 実験的方法の確立2 光学実験 |
第8回 | 中間試験とその解説 |
第9回 | 力学の形成1 いきおいの理論/落体の法則/慣性の法則 |
第10回 | 力学の形成2 衝突と振り子/ニュートンによる統合 |
第11回 | 理性の時代と解析力学の成立 |
第12回 | 熱力学・統計物理学の歴史 |
第13回 | 電磁気学の歴史 |
第14回 | 原子の発見と前期量子論、量子力学の歴史 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
特に指定しない。講義内容に関しては、資料とノートを参照のこと。
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参考書 |
広重徹 『物理学史Ⅰ』 培風館
西尾成子 『こうして始まった20世紀の物理学』 裳華房
朝永振一郎 『物理学とは何だろうか 上・下』 岩波書店
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成績評価の方法 及び基準 |
毎週の小レポート課題(その回の講義内容に関する内容)30%、中間試験 30%、平常(期末)試験 40%で評価する。 平常試験を予定しているが、講義室の空き状況により正確な実施は未定であり、平常試験が期末試験へ変更の可能性がある。授業でアナウンスを行う。 |
質問への対応 | 授業後に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
お茶の水校舎10階C1002研究室 メールアドレスは講義中に指示する。 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |
講義資料は前日までにCSTポータルに掲載する予定なので、各自でダウンロードして講義に持参すること。 |