2017年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数学入門B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 笠川 良司 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N23D N24C |
クラス | 1クラス 、 2クラス | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 数学の多くの分野で道具として使われる同値関係、無限集合、選択公理等を理解することにより、こらから先の数学の様々な分野に進む為の基礎ができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主に黒板を用いた講義をしながら、演習を交えて授業を行う。 |
履修条件 | 集合と写像の基本的概念を理解していること。無限の取り扱いを含むため、数学入門A, 微分積分学Aを履修済みであることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:講義内容の簡単な概要説明 |
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第2回 | 集合族と和集合、共通部分 |
第3回 | 集合族の直積と選択公理 |
第4回 | 同値関係 |
第5回 | 商集合 |
第6回 | 同値類による演算とwell-defined |
第7回 | 有理数の構成 |
第8回 | 前半のまとめと演習 |
第9回 | 集合の濃度 |
第10回 | 可算集合 |
第11回 | 非可算集合 |
第12回 | 順序、Zornの補題 |
第13回 | 選択公理と整列可能定理 |
第14回 | 後半のまとめと演習 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
特には指定しない。
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参考書 |
内田 伏一 『集合と位相』 裳華房 1986年
松坂 和夫 『集合・位相入門』 岩波書店 1968年
森田 茂之 『集合と位相空間』 朝倉書店 2002年
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成績評価の方法 及び基準 |
試験、演習を考慮して判定する。 |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
お茶の水校舎8階 C806室 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 13:45 ~ 14:45 お茶の水校舎8階 C806室
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学生への メッセージ |
数学入門Aで学んだ集合論の基礎をもとにして講義をします。内容が高度になるため、よく復習をしてください。自学自習で最も大切なことは「何を示すことを問われているのか?何が仮定されているのか?」を整理することです。 |