2017年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
| 科目名 | アルゴリズム数理A | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 今井 桂子 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N42N |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 数の表現方法やデータ構造、アルゴリズムとは何か、計算量理論の基礎を理解する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書およびスライドを用いて、講義形式で行う。講義中や宿題として演習問題を提示するので、それを解くことによって、講義内容を理解してほしい。 |
| 履修条件 | C言語の初歩を知っていること。「ソフトウェア概論A C言語プログラミング」、「ソフトウェア概論B C言語プログラミング」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | アルゴリズム、計算量とは何か:Euclid の互除法などを例に導入の講義を行う。 |
|---|---|
| 第2回 | 計算量の表し方:オーダー記法 |
| 第3回 | 数の表現(1):整数の表現 |
| 第4回 | 数の表現(2):実数の表現 |
| 第5回 | べき乗の計算、多項式の計算法 |
| 第6回 | 最大公約数と最小公倍数の計算:Euclidの互除法 |
| 第7回 | 配列の操作(1):最大値や最小値を見つけるアルゴリズム、ベクトルの内積 |
| 第8回 | 配列の操作(2):行列とベクトルの積、行列の積 |
| 第9回 | 連立方程式の解法:ガウスの消去法、LU分解 |
| 第10回 | スタック、キューの概念 |
| 第11回 | 再帰の概念と再帰を使ったアルゴリズム |
| 第12回 | 再帰を使ったアルゴリズムの計算量 |
| 第13回 | ポインターの概念 |
| 第14回 | 線形リスト |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
| 教科書 |
特に指定しない。
|
|---|---|
| 参考書 |
授業中に指示する。
|
| 成績評価の方法 及び基準 |
授業中の提出物、レポート、小テストなどの提出状況および内容の評価(20%)、平常試験成績の評価(80%)。 |
| 質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。授業中も随時質問を受け付ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
|
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
アルゴリズムを構成するやプログラミングすることは、人に分かりやすく解き方を説明することや数学の定理を証明をすることにつながります。論理的に効率よく問題を解く方法を考える思考力は、将来にわたって役に立つと思います。 |