アルゴリズム数理Ｂ (N42O)

学修到達目標	基本的なアルゴリズムとその計算量を理解し、効率のよいアルゴリズムとは何かを学ぶ。
授業形態及び授業方法	板書およびスライドを用いて、講義形式で行う。講義中や宿題として演習問題を提示するので、それを解くことによって、講義内容を理解してほしい。
履修条件	C言語とアルゴリズムの初歩を理解していること。「ソフトウェア概論A C言語プログラミング」、「ソフトウェア概論B C言語プログラミング」、「アルゴリズム数理A」を履修していることが望ましい。

第1回	表の探索：線形探索，二分探索
第2回	整列のアルゴリズム1：選択ソート
第3回	整列のアルゴリズム2：挿入ソート
第4回	選択ソートと挿入ソートの時間計算量
第5回	整列のアルゴリズム3：マージソート
第6回	整列のアルゴリズム4：クイックソート
第7回	マージソートとクイックソートの時間計算量
第8回	Euclid の互除法の計算量と拡張 Euclid の互除法
第9回	グラフ：定義，グラフ理論の基礎
第10回	グラフのデータ構造
第11回	木：ヒープ、二分探索木
第12回	グラフのアルゴリズム：連結性、探索
第13回	ネットワークのアルゴリズム1：定義、最小全域木
第14回	ネットワークのアルゴリズム2：最短経路問題
第15回	平常試験及びその解説

教科書	特に指定しない。
参考書	授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準	授業中の提出物、レポート、小テストなどの提出状況および内容の評価（20％）、平常試験成績の評価（80％）
質問への対応	授業終了後に教室で質問を受け付ける。授業中も随時質問を受け付ける。
研究室又は連絡先
オフィスアワー
学生へのメッセージ	アルゴリズムを構成するやプログラミングすることは、人に分かりやすく解き方を説明することや数学の定理を証明をすることにつながります。論理的に効率よく問題を解く方法を考える思考力は、将来にわたって役に立つと思います。

2017年 理工学部 シラバス - 数学科