2017年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 |
ソフトウェア概論B
C言語プログラミング
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 小紫・渡辺 | 履修期 | 後期 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 金曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N53P |
クラス | 2クラス | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ソフトウェア概論Aに引き続いて,C言語によるソフトウェアの基礎を学ぶ.数値計算やデータ処理などのアルゴリズムを理解し,応用的なプログラムを作成することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
配布プリントを中心に講義を進める.計算機による実践も交えて授業内容の定着を図る. |
履修条件 | コンピュータの基本的な扱いができること、及びソフトウェア概論Aを受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス,関数(1) 関数プログラミングの例、関数プログラムの例を参考にしたプログラミング実習 |
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第2回 | 関数(2) 関数定義、関数の書き方、関数戻り値、プロトタイプ宣言、関数呼び出し式 |
第3回 | 関数(3) 実引数と仮引数、変数の引数、配列の引数、引数の無い関数、void関数 |
第4回 | 関数プログラミング 大域変数、局所変数、関数プログラミング |
第5回 | 関数の応用問題 関数を用いた種々の問題、再帰的関数 |
第6回 | オブジェクトと型、ポインタ(1) メモリ空間とアドレス、データの表現法、正規化浮動小数点表現、型変換、ポインタ、アドレス演算子 |
第7回 | ポインタ(2) オブジェクトの間接参照、ポインタ型変数、ポインタの加減算、ヌルポインタ |
第8回 | 配列とポインタ 配列名とポインタ定数、関数の引数としての配列とポインタ |
第9回 | 構造体 構造体オブジェクト、構造体の作り方・使い方、typedef |
第10回 | 構構造体を用いた応用問題 構造体を用いた種々の問題 |
第11回 | 記憶領域の動的確保 記憶領域の静的確保と動的確保、malloc関数 |
第12回 | ファイル ファイルに対する基本的な演算、ファイルへの出力、ファイルからの入力 |
第13回 | 数値計算アルゴリズム、探索アルゴリズム ニュートン法による方程式の近似解、数値積分、2分探索法 |
第14回 | 標準ライブラリの利用 標準入出力関数、数学関数、文字列操作の関数 |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
講義は原則として配布プリントを中心に進めます.
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参考書 |
三村 坦 『Cテキスト30講』 日本理工出版会 1994年 第初版
本参考書はプリントの内容を補うものですので,より深く勉強したい場合に役立つでしょう.
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の課題と定期試験により評価します. 毎回提出する課題と定期試験をおおよそ半々の割合で評価しますが,定期試験の結果があまりにも悪い場合は,課題が毎回提出されていても,それらを自力で行ったものではないとして評価しない場合があります. |
質問への対応 | 授業中随時 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:20 研究室にて
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学生への メッセージ |
課題は時間がかかっても「自力」でやり遂げてください. 必ず力になります. |