2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 現代物理学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中村 正人 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q25Y |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 20世紀以後の物理学の発展について、特殊相対論と量子論を中心に講義する。また時事的な問題も採り入れたい。力学、熱学、電磁気学に関する基礎知識が望ましい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を主体とする。一部、演習問題を解く時間を設ける。 |
履修条件 | 物理学Ⅰおよび物理学Ⅱ、または「力と運動の物理学」および「電気と磁気の物理学」を履修しておくこと |
授業計画
第1回 | 半年間の講義に関する全体的な説明、全体的な見通しについて解説する。 |
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第2回 | 相対論の基本的な考え方 |
第3回 | 伸び縮みする時間と空間 |
第4回 | 質量とエネルギーとの間の関係式 |
第5回 | 量子論の必要性 光電効果 |
第6回 | 光の粒子性と電子の波動性 |
第7回 | 不確定性関係、確率解釈 |
第8回 | 原子の構造、ボーアの原子模型 |
第9回 | 多電子原子、パウリの原理、原子の周期律 |
第10回 | 原子核の世界 |
第11回 | 核融合と核分裂、太陽のエネルギー源 |
第12回 | 量子論と情報 |
第13回 | 量子コンピュータ |
第14回 | 量子暗号通信など最近の話題について |
第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
教科書 |
教科書は指定しない。授業中に参考書を指示する。
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参考書 |
授業中にプリントを配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常時間中の試験による。また授業中演習問題を実施するのでこれらを解いてくること。黒板にでて問題を解いた学生には試験の点に加点する。 |
質問への対応 | 授業中どんなことでも聞いてください。逆に皆さんに対してこちらから当てて、質問をします。 この質問は考えて答えようと努力すること。「わかりません」と答える学生には単位を出さない。 |
研究室又は 連絡先 |
142B 047-469-5578 mooming@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
相対論や量子論は現代物理学の華です。そして私たちの日常生活にも大きくかかわっています。以下が注意事項です。1)教室の前方に着席すること。2)授業開始時には着席していること。前の時間に実験や実習などが入る場合は担当教員に話して必ず5限開始時までには終了するようにしてもらうこと。3)板書をスマートフォンで撮影することは禁止する。 |