2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 社会学の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 川島 安博 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q33Y Q34J R34A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 私たちが生きる社会はすべてが偶然のうえできあがっているわけではない。なぜなら、人びとが暗黙に身につけ、世の中が混乱もなく快適に生活できることを成り立たせている社会の仕組みがあるから。本科目では、そうした仕組みがどのようにできあがっているのかについて、社会学の視点から、毎日の生活のなかで私たちが何気なく実体験している社会事象のいくつかを手がかりに考えていく。 履修者は、現代社会の身近な事象や出来事を客観的に捉える「社会学の眼」を養い、社会とは何かについて考えてほしい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で行う。必要に応じて参考資料を配布する。 |
履修条件 | 文化教養サブメジャー・コース設置科目。 |
授業計画
第1回 | 授業の概要と進め方について 社会学とは何か |
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第2回 | 現代社会を捉えるにあたって |
第3回 | 関係性(1) 人びとの関係はどのように変わったのか |
第4回 | 関係性(2) 現代人の親密性とは何か |
第5回 | 教育と職業(1) 学歴が約束したものは何か |
第6回 | 教育と職業(2) 生きにくさの原因は何か |
第7回 | 若者(1) 少年犯罪にみる脱集団化とは何か |
第8回 | 若者(2) 若者の人間関係はどのように変わったのか |
第9回 | 地域(1) 地域社会はどのように変わったのか |
第10回 | 地域(2) 地域再生で何が模索されているのか |
第11回 | 社会階層(1) 総中流社会から格差・不平等社会へ |
第12回 | 社会階層(2) 格差・不平等の背後には何が隠れているのか |
第13回 | 文化(1) 出版不況から何がみえるのか |
第14回 | 文化(2) 教養は廃れたのか |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
友枝敏雄・山田真茂留 『Do! ソシオロジー〔改訂版〕 現代日本を社会学で診る』 有斐閣 2013年
本科目では、上記の「第Ⅰ部 現代社会のアスペクト」の内容を主に扱う。
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参考書 |
松田健 『テキスト現代社会学』 ミネルヴァ書房 2016年 第3版
また、必要に応じて授業時に別途指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組みの姿勢(20%)、レポート提出(40%)、試験(40%)で総合評価する。 |
質問への対応 | 授業後に教室で受けつける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
授業計画で明示した内容は、履修者の反応などをみて変更することがある。 |