2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | スポーツ健康科学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 1年 |
担当者 | 難波 秀行 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | R52R R52S |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 今日の急速な科学技術の発達は、我々に多大の便益をもたらし、生活は極めて便利で快適、効率の良いものになったが、その反面、運動不足、過食、ストレスによる変調、生活習慣病の顕著な増加は、高齢化とも合間って医療費・介護費増加の一因となり社会問題化している。健康を維持増進したりスポーツパフォーマンスを向上させるための「運動(トレーニング)」「食事」「休養」の正しい情報に加え,スポーツの社会的役割を理解し、個人が健康になることに加え、家族、さらに地域の子どもから高齢者まで多くの人々の健康を維持・増進させるための素養を身につける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
PowerPointおよび配布資料を用いた授業を行う。 |
履修条件 | スポーツⅠを修得していることが望ましい。 文化教養サブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 現代社会における健康問題 |
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第2回 | 身体活動と健康 1)身体活動基準の理解 2)座位行動 |
第3回 | 大学生の健康問題 1)食事と生活習慣 2)痩身願望と健康 |
第4回 | 生活習慣病の機序と予防医学 1)メタボリックシンドローム 2)糖尿病、肥満、喫煙、アルコール、感染症 3)生活習慣病と医療費 |
第5回 | 運動を上手になるためのポイント 1)トレーニングの原則 2)学習曲線 3)超回復 |
第6回 | 体力と健康 1)体力の理解 2)健康と体力の関係 |
第7回 | 心と身体の健康 1)ストレス 2)メンタルヘルス 3)ソーシャルサポート |
第8回 | 栄養と休養 1)食事のバランス 2)エネルギー摂取量と消費量 3)睡眠 |
第9回 | 運動の動機付けと継続 1)目標設定 2)行動変容 3)自己効力感 |
第10回 | こどもの身体と健康 1)体力・運動能力の発育発達特性 2)スポーツ障害とその予防 |
第11回 | 高齢者の身体機能 1)加齢による身体機能の変化 2)ロコモティブシンドローム |
第12回 | オリンピックの歴史 1)オリンピック憲章 2)競技スポーツとドーピング問題 |
第13回 | 2020年東京オリンピックを考える 1)スポーツ基本法 2)スポーツ産業 |
第14回 | 最近の健康づくりの取組み 1)歩きたくなる街づくり 2)健康機器の活用 |
第15回 | まとめ、理解度の確認 |
その他
教科書 |
適宜プリントを配布する。
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参考書 |
『健康づくりのための身体活動基準 2013(厚生労働省)』
『スポーツ基本法 平成23年政令第231号(文部科学省)』
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験・提出課題による総合評価 |
質問への対応 | 授業後教室、またはスポーツホール体育研究室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
スポーツホール 体育研究室A |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
スポーツや健康に興味のある方は受講してください。心身が健康でなければ、勉学も仕事も上手く行きません。 |