2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | スポーツ健康科学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 1年 |
担当者 | 北村 勝朗 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S24D S24F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | スポーツおよび健康について,こころとからだの視点から捉え直すことにより,下記3点に関わる能力を身に付ける。 1. スポーツ,健康,身体,心理に関する最新の研究成果について知り,理論的根拠に基づいてスポーツ・健康について説明することができる。 2. 日常生活も含めた大学生活の様々な場面で,自身の健康の維持・改善方策について計画を立案し,具体化できる。 3. 生涯にわたるこころとからだの健康について考察することにより,生涯現役社会において,企業の定年後も社会で活躍できるための健康な心身の維持・管理方策について計画を立案し,具体化できる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
毎回の授業において,下記3つの形態で教育活動が実践される。 1. 講義:毎回配布される資料に基づき,基本的な事項について概説する。その際,板書およびパワーポイント,ビデオ映像,画像等による視覚教材を用いる。 2. ワークショップ:小グループに分かれ,毎回のテーマに沿ったゲーム形式の集団課題に取り組む。 3. ミニットペーパー:毎回,授業の最後に,その日の授業を振り返り,理解した内容と疑問点について整理し提出する。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと。 |
---|---|
第2回 | スポーツ・健康をみる視点の確認:こころとからだの密接な関係 |
第3回 | 熟達:スポーツ・健康行動を通してひとの何が,どこまで変わり得るのか? |
第4回 | チームビルディング:ひとの結びつきがこころとからだ,そしてパフォーマンスに与える影響 |
第5回 | 緊張と不安:スポーツや健康行動に影響を与える緊張状態の生理・心理的メカニズム |
第6回 | あがりの克服:実力を発揮するための方策 |
第7回 | 中間テスト:これまで学習した内容の整理と確認 |
第8回 | イメージとスポーツ・健康:イメージのメカニズムとイメージ想起がひとの学びに与える影響 |
第9回 | イメージトレーニングの実践:イメージトレーニングの活用法 |
第10回 | 注意と集中:スポーツ・健康行動に影響を与える集中力のメカニズム |
第11回 | 集中力を高める:様々な場面で集中力を高め実力を発揮させるための方策 |
第12回 | 動機づけ:スポーツ・健康行動に影響を与えるやる気のメカニズム |
第13回 | コーチング:スポーツ・健康行動における学びの支援的かかわりとしてのコーチングの理論 |
第14回 | コーチング実践:優れた指導者のコーチング実践事例の検討 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
毎回の授業時に資料を配布する。
|
---|---|
参考書 |
・北村勝朗(2015)上達の原則.CCCメディアハウス
・西田保編(2013)スポーツモチベーション.大修館書店
・徳永幹雄編(2005)教養としてのスポーツ心理学.大修館書店
・古川聡(2013)宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方.マイナビ新書
|
成績評価の方法 及び基準 |
毎回提出するミニットペーパー(40%),中間試験(20%),最終試験(40%) |
質問への対応 | ・授業の中で質問時間を設ける。具体的には,グループごとに疑問点を整理し,発表し,それに対する説明を共有し,理解内容を更に深めるようにする。 ・授業時間以外でも随時,研究室において質問を受けつける。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎スポーツホール 体育研究室D |
オフィスアワー |
水曜 船橋 15:00 ~ 17:00 その他の時間での対応については事前に日程調整した上で実施する。
|
学生への メッセージ |
将来,社会人として活躍するためにも,大学生の今,こころとからだをケアし活性化させる習慣形成が不可欠です。それを実践するためのヒントを授業の中で探っていきましょう。 |