2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
日本語表現法
日本語の再確認(話す)(聞く)(書く)(読む)ことの意義を考える。
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 市川 浩昭 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T11G |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 日常当たり前に使っている言葉である日本語というものを改めて再確認していくことが本講座の目的である。そこで日本語の基本的な力である(話す)(聞く)(読む)(書く)という基礎的な行為を通じて、当たり前に使用している日本語というツール(道具)の使い方を理解してもらう。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義および各回に設定する作業を通じて日本語に対する理解を深めてもらう。 |
履修条件 | 特にはないが、毎回の作業や課題に対して真摯に向き合ってほしい。 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目。 出席を重視する。講義全体の実時間数の三分の二以上の出席を求める。 |
授業計画
第1回 | 本講座の進め方、並びに講座の目的や評価方法について詳しく話す予定である。受講希望者は必ず出席をすること。 |
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第2回 | 日本語の表現ー「言葉」とは何か。話すことと書くこと。世界を分節する言葉。「文字」とは何か。日本語の表現手段とは何か。漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字。 |
第3回 | 読むことの意義、話すことの意義。「表現」とは何か。-コミュニケーションツールとしての日本語ー。敬語について。 |
第4回 | 話し言葉と書き言葉。井上ひさし作「国語元年」を見て、標準語・方言について考える。 |
第5回 | 話し言葉と書き言葉。井上ひさし作「国語元年」を見て、標準語・方言について考える。 |
第6回 | 話し言葉と書き言葉の二つを使い分ける。テキスト、プリントを用いた演習を実施。 |
第7回 | 話し言葉と書き言葉の二つを使い分ける。テキスト、プリントを用いた演習を実施。 |
第8回 | 読むことの意義。映像作品を鑑賞しながら、内容を読み解く力を養う。 特に理系の学生として、科学や技術を学ぶ立場からの考察を促すこととする。 |
第9回 | 読むことの意義。映像作品を鑑賞しながら、内容を読み解く力を養う。 特に理系の学生として、科学や技術を学ぶ立場からの考察を促すこととする。 |
第10回 | 読むことと書くことの意義。映像を鑑賞しながら、内容の主題を把握する力を養う。さらに主題について鑑賞者自身の考えをまとめる。宮崎駿作「風立ちぬ」を取り上げて、技術者の思いと社会の関係について学生に考察してもらう。 |
第11回 | 読むことと書くことの意義。映像作品を鑑賞しながら、作品を解析、言葉で説明するする力を養う。 |
第12回 | 読むことと書くことの意義。映像作品を鑑賞しながら、作品を解析、言葉で説明するする力を養う。 |
第13回 | 書くことの意義。報道文・記事文などについてその特徴を捉える。新聞の読み方について。文章の構成力を身に着ける1。 |
第14回 | 報道文・記事文などについてその特徴を捉える。新聞の読み方について。文章の構成力を身に着ける2。 |
第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・岸規子・押山美和子・渡邉重人 『日本語表現の基礎』 冬至書房
上記テキストは授業において必ず使用する。
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参考書 |
堀辰雄 『「風立ちぬ・美しい村」』 新潮文庫 新潮社
宮崎駿作「風立ちぬ」のプロットのベースとなる作品。また、日本の代表的な小説なので、大学生としては是非とも読んでおいてほしい作品。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)、提出物(20%)、リアクションペーパー・出席など平常点(20%)の総合判断。 |
質問への対応 | リアクションペーパーや講義終了後に受け付ける。出講日は月曜日午前は、駿河台校舎。水曜日午後は船橋校舎。後期のみ金曜午後に、船橋校舎。 |
研究室又は 連絡先 |
授業内で指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
日本語の基本を総合的に把握するための講座です。日本語で話す、聞く、読む、書くことを改めてとらえなおし、よりよい社会人になるための基盤をここで身につけてほしいと思います。 |