2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 科学技術英語Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 外山 雅子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T43A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 科学および工業技術に関する語彙を学習し、それらを含む図、状態などの説明文、文章などを読み、演習を行うことによって、科学技術分野に於ける基本的な表現がわかるようにします。 英語の基本的な音や文法についても平行して学び、今後専門分野に於いて、専門書や文献などを読んだり、英語話者に理解して貰える文章構成で論文、報告などを書いたりすることが出来る基礎を作ります。 |
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授業形態及び 授業方法 |
英語は基本的な単語や概念を表す語を中心に、それらが表す内容やカバーする範囲が日本語とは異なることが多いため、一般的に逐語訳で学ぶより、英語環境で学んだり、単語、文などの実際に意味するところをしっかりと把握しながら学んだりするのが好ましいですが、科学技術に国境はない、と言われることもあるように、世界中の科学技術系の情報の共有も進み、特に近代以降に出来てきた新しい科学技術に関わる語彙、表現は、日本語と置き換え可能なものが大半です。 工業英検に於いても、英和、和英の形で語彙が出題されるので、工業英検を受ける人にとっても、科学技術に関する英語を日本語では何と言うか、日本で使われている表現を英語ではどう表したら良いか、覚えておくのは良い対策となるでしょう。 毎回の授業では、「科学技術英語」の1ユニットを学習し、"Basic English for Science"の約半ユニットについて科学技術に関する文や文章を読む、書く、実践的な問題を解く、などします。 予定以上に進むことが可能な場合は、更に先のユニットを学習します。 英語の基礎となる音、文構成、文章構成、などについても基本的なことを学んでゆきます。 「科学技術英語」は2ユニットがひとつのテーマになっており、テーマ毎にテストを行います。 授業の進行具合などにより、課題を出す、テキストの内容に関する小テストを行う、などの場合があります。 前期最後に理解度確認試験を行います。 |
履修条件 | 基礎的な英語の知識があり、科学技術に関する英語の表現に関心のある人。 |
授業計画
第1回 | 言語と概念。 辞書。 科学技術英語例文。 |
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第2回 | 音節ー英語の音の構成を学ぶ。 「科学技術英語」(以下科技)Unit 1 数 1。 "Basic English for Science" (以下BES)Unit 1 Dimensions。 |
第3回 | 語順ー文に於ける役割の表し方を学ぶ。 科技 Unit 2 数 2。 BES Unit 1 Dimensions。 |
第4回 | ストレスと文のリズムー文のリズムの成り立ちを学ぶ。 科技 Unit 3 数式 1。 BES Unit 2 Angles and Lines。 |
第5回 | Word Parts。 科技 Unit 4 数式 2。BES Unit 2 Angles and Lines。 |
第6回 | Numeral Word Parts。 科技 Unit 5 図形 1。 BES Unit 3 Basic Formulae。 |
第7回 | 基本文章構造。 科技 Unit 6 図形 1。 BES Unit 3 Basic Formulae。 |
第8回 | 基本構造の科学英語文章(1)。 科技 Unit 7 点・線・角 1。 BES Unit 4 More Complex Formulae。 |
第9回 | 科技 Unit 8 点・線・角 2。 BES Unit 4 More Complex Formulae。 |
第10回 | 科技 Unit 9 位置・寸法・単位 1。 BES Unit 5 Position。 |
第11回 | 科技 Unit 10 位置・寸法・単位 2。 BES Unit 5 Position。 |
第12回 | 科技 Unit 11 物理 1。 BES Unit 6 Movements and Actions。 |
第13回 | 科技 Unit 12 物理 2。 BES Unit 6 Movements and Actions。 |
第14回 | 科技 Unit 13 測定器具・実験道具 1、Unit 14 測定器具・実験道具 2、Unit 15 電気 1。 |
第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
岡裏佳幸 『理工系学生のための科学技術英語 語彙編』 南雲堂 2007年 第1版
Kobayashi, Fujieda, and Sugawa 『Basic English for Science』 南雲堂 1999年 第1版
教師作成ハンドアウト。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
単語テスト(小テスト、課題などのある場合はそれらを含む) 30% + 発言等授業参加点 20% + 理解度確認試験 50% をベースに算出します。 |
質問への対応 | 科学技術英語および授業関連の質問は授業中にしてください。 その他の質問は授業後にお願いします。 |
研究室又は 連絡先 |
1号館講師室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
必ず予習をして授業に臨んでください。 |