2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 現代物理学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 粟生田 健一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T44D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 量子力学が誕生 ( Heisenberg, Born-Jordan の行列力学より ) して今年で92年,またSchro"dinger の波動方程式誕生より91年,そして Feynman による経路積分量子化の手法導入から69年. この量子力学は現代の科学技術の基礎をなすものであり,また,古典物理学( Newton 力学と Maxwell 電磁気学)では世界の終焉を宣告された我々人間 ( 実際は原子 ) の存在をも保証する理論でもある. 本年度前期は,「 量子力学 」を中心に自然現象を理解する. << これは前期の内容で後期は別の内容になるが,まだ未定 >> |
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授業形態及び 授業方法 |
板書(ギガ書く)を中心とした講義形式. ( 講義ノートは例年90ページ前後 ) 通常の3倍のスピードで板書する(昨年も無理だった!!) |
履修条件 | 力学,熱学,電磁気学の知識のあることが望ましいが,初学者や物理の苦手な者も歓迎!! |
授業計画
第1回 | ガイダンス 0.はじめに 0-1.単位と次元 0-2.有効数字 以下の内容は前期の内容で,後期は変更の予定(まだ未定) |
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第2回 | 0-3.世界の終わり( 古典的水素原子モデル ) 1.基礎的事項 1-1.量子力学的対象 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第3回 | 1-2.状態と物理量 1-3.位置と運動量 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第4回 | 1-4.測定 1-5.不確定性関係 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第5回 | 2.運動法則 2-1. Schro"dinger 描像 2-2.Heisenberg 描像 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第6回 | 2-3.定常状態 2-4.WKB 近似 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第7回 | 2-5.Feynman 核 2-6.調和振動子 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第8回 | 2-7.経路積分 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第9回 | 2-8.経路積分による準古典近似 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第10回 | 3.角運動量 3-1.空間回転と角運動量 3-2.角運動量の固有状態と固有値 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第11回 | 3-3.軌道角運動量 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第12回 | 3-4.スピン角運動量 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第13回 | 3-5.スピンの歳差運動 <<前期の内容 / 後期は変更予定>> |
第14回 | 現代物理学の理解度・到達度確認期間 (I) |
第15回 | 現代物理学の理解度・到達度確認期間 (II) |
その他
教科書 | |
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参考書 |
仲 滋文 『シュレーディンガー方程式―量子力学のよりよい理解のために』 SGC Books P3 サイエンス社 2007年 第1版
阿部 龍蔵 『量子力学入門』 物理テキストシリーズ 6 岩波書店 1987年 第1版
『量子力学』と書かれてる書籍であれば,何でもいいと思います.
ただし,当り・ハズレがあるので要注意!!
上記の参考書は前期のもので,後期は別(ない場合あり)
自分に適した参考書を見つけ,読破する.
「読書百遍,義,自ずから見(あらわ)る」
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成績評価の方法 及び基準 |
後期試験(レポート2回 / 場合により評価の対象) |
質問への対応 | 講義終了後5分 |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
講義には,必ず出席すること! そして,ノートを書きまくれ!! (こちらは,板書をしまくる) |